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●2010年2月15日(月)
コペンハーゲン市の紋章
■スロッツホルメン
運河はすべて凍結している。この辺がコペンハーゲンの一丁目一番地地区のハズ。
コペンハーゲンの中心部にあるクリスチャンボー宮殿の前で
撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 15 Feb. 2010
コペンハーゲンの中心部にあるクリスチャンボー宮殿の前で
撮影:池田こみち Nikon CoolPix S8 15 Feb. 2010
コペンハーゲンのクリスチャンボー城
撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 15 Feb. 2010
■クリスチャンスボー城 (デンマーク語:Christiansborg Slot) デンマーク、コペンハーゲンの中心部、スロッツホルメン島にある宮殿である。 この城はデンマーク王室および政府の迎賓館として使われているほか、国会議事堂や内閣府、最高裁判所など、デンマークの三権に関する施設がおかれていることでも知られる。 1794年および1884年に二度の火災に遭い、バロック様式、新古典主義様式、ネオ・バロック様式の3つの建築様式が共存している。 3次元CGで見たクリスチャンスボー城 グーグルアースで作成 歴史 コペンハーゲン城 アブサロンの城の跡を土で埋め立て、新たに建設されたのがコペンハーゲン城である。城は帳壁と堀とで囲まれ、入り口には大きく堅固な塔があった。城はロスキレ司教の所有物であったが1417年にエーリク・ア・ポンメルンがこれを奪い、以降、デンマーク王家の所有となった。 城は何度も建て替えられている。例えばクリスチャン4世は、牢獄として知られた通称「青の塔」に尖塔を付け加えた。 1720年代のフレデリク4世の改築では重みに耐えかね、城壁が崩落した。このため、1730年に次の王として即位したクリスチャン6世は、コペンハーゲン城を壊し、新しい城の建設を開始する。これがクリスチャンスボー城である。 クリスチャンスボー城 クリスチャンスボー城は2度の火災によっておよそ3つの時代に分けることができる。城の名前の由来となったクリスチャン6世が作らせたのがクリスチャンスボー城(第1期)である。 1733年に着工したバロック様式のこの城はデンマーク王室の人々の居城となったが、1794年の火災で失われ、今日、見ることのできるこの時期の建物は厩舎のみとなった。 王室の人々がアマリエンボー城を仮の居城としている間、デンマーク人建築家ハンセン(Christian Frederik Hansen)がクリスチャンスボー城(第2期)の改築に着手した。改築工事は1803年から1828年にかけて行なわれ、城はアンピール様式に生まれ変わる。 しかしフレデリク6世以降はアマリエンボー城がデンマーク王室の主な居城となったため、クリスチャンスボー城は王家の人々の楽しみの場、立法や行政機関がおかれる城となった。1884年、城は2度目の火災に見舞われチャペルを残して焼失した。 1907年から1928年にかけてクリスチャンスボー城の再建が行なわれた。これがネオ・バロック様式のクリスチャンスボー城(第3期)である。この再建工事の最中にアブサロンの城やコペンハーゲン城の遺跡が発見され、今日に至っている。 出典:Wikipedia |
ここからひときわ高い尖塔が見える。これは、Skt Nikolajs Kirke、聖ニコラス教会。
撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 15 Feb. 2010
聖ニコラス教会の3次元CG
グーグルアースで作成
ストロイエから見た Skt Nikolajs Kirke、聖ニコラス教会
撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 15 Feb. 2010
■クリスチャンウハウン
クリスチャンハウンは、コペンハーゲン中心部の南東部に広がる地域。
クリスチャンハウン運河を中心としたエリアで1617年に造られた砦跡。運河沿いに並ぶレンガの建物群をはじめ18世紀頃に造られた建物が数多く残っている。
撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 15 Feb. 2010
この地域でひときわ目を引くのが、「ねじれ尖塔」だ。下の写真にある尖塔は、救世主教会のもの。塔の高さは90mもあり、コペンの中心街ではどこからでも見える。
下は3次元CGで再現した救世主教会。周辺の建築物と比べるといかにこのねじれ塔が高いかが分かる。
3次元CGで再現した救世主教会
往時(1890年代)の救世主教会(Vor Frelsers Kirke)
source:http://www.globo.dk/mitmuseum/cph/frelsers.htm
クリスチャンハウンの救世主教会は1696年に建築されたが、尖塔はその後約50年後に付け加えられている。塔のテッペンに登るには400段以上の階段を登らなければならない。この教会には、パイプオルガンがある。また聖堂の内部にある美しい大理石の祭壇もすばらしい。
■カステレット要塞
今回は時間の関係で行けなかったが、コペンハーゲン市街北東部には、カステレット要塞がある。下の3次元CGはグーグルアースで示した要塞である。
カステレット要塞再現CG
このカステレット要塞は1662年に建造されたが、その後ほとんどが破壊された。現在は公園となっている。公園内には聖アルバン教会(Skt.
Albans Kirk)がある。
またこの一角に有名な人魚の像がある(右上のマリーナ入り口)。
■ニューハウン
運河沿いのカラフルな家並みは、ニューハウンと呼ばれる。コペンハーゲンの写真で良く出てくるのは、このニューハウンである。いずれも木造住宅とのこと。
つづく
【参考資料】
・地球の歩き方、「北欧・デンマーク・ノルウェー・スウェーデン・フィンランド」、ダイヤモンド社
・Wikipedeia English Edition