2018年・東日本大震災 復旧実態調査(福島県編) 福島県新地町の復旧復興状況 青山貞一・池田こみち 環境総合研究所顧問 掲載月日:2018年7月28日 最終公開日:2020年2月28日 独立系メディア E-wave Tokyo 無断転載禁 |
<総合メニューへ> 久ノ浜・末続 原発立地自治体放射線量 新地町1 新地町2 相馬市松川浦 相馬市大洲松川線 南相馬市沿岸部 飯舘村(放射線量) 久々の会津若松 ◆今回の調査(2018年6月18日) 今回、6月18日、l相馬駅前から自動車で新地まで行き、池田の知人で永年新地町に居住しており、3.11の大津波でご自宅を破壊され、その後、高台にご自宅を建築された吉田博新地町議のご自宅に向かった。 下は新地町の高台に新築された素晴らしい住居。男性は新地町議の吉田博氏。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 吉田氏宅周辺の空間放射線量率は低く、0.04μSv/hであった。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 以下は新築された住宅の内部。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 吉田町議のご自宅で約1時間、2011年から現在までのご苦労を伺った。吉田氏は町議以前は消防団に勤務していたこともあり、3.11の時は、町内を走り回わり、高台避難を呼びかけた。 新地町の復興の方針は、防波堤は構築するものの、沿岸域に面する従来住宅地、市街地があった広大な土地には、町民の一般住宅の建築を規制し、町内背後の高台に旧集落ごとに数世帯ずつ移転し、住宅を新築していることにある。 下の写真は現在の新地町である。一見してわかるように、沿岸域に面する従来住宅地、市街地があった広大な土地(県道38号沿いの釣師浜、大戸浜地区一帯)には、町民の住宅建築は規制されており、何もないことがわかる。ここまで沿岸部での住宅建築を規制した自治体は、おそらく他にはないはずだ。 |
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900
下は3.11の津波で完全に破壊された後、復旧したJR常磐線の新地駅である。 |