厳寒のロシア2大都市短訪 パブロフスク宮殿 騎士の間 青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda 掲載月日:2017年4月30日 独立系メディア E-wave Tokyo 無断転載禁 |
ロシア短訪・総目次に戻る ・パブロフスク宮殿施設・内装 (間、教会、寝室、図書室) 荘厳な寝室 イタリアの間1 イタリアの間2 騎士の間 ギリシアの間 マリア・フェオドロフナの図書室 教会 戦争の間 エジプトロビー 平和の間 謁見の間 ◆サンクトペテルブルグ(Saint Petersburg) サンクトペテルブルク歴史地区と関連建造物群 パヴロフスクの紋章 ◆パブロフス宮殿の騎士の間 "教会の前室展示室(アンテ・チャペル・ギャラリー)はヴィンセンツォ・ブレンナ(Vincenzo Brenna:1797-99)が手がけ、また、もともと古代彫刻のギャラリーとして考えられていました。 しかし、それは宮殿博物館としてだけではなく、国の議会などの建物でした。 古代の彫像や胸像、大理石の台座は、壁の長さに沿って非常に恣意的に配置された隙間(窓)を備えた、非常に単純な容積をもつこの部屋の内装の建築イメージにとって主な要素でした。 ピンク色っぽい茶色の天然大理石の台座に置かれた8体の彫刻は壁を背に均等に配置され、まるで列柱のようでもあります。これらの彫刻はこの部屋の主要な建上のアクセント(リズム)と定義づけられており、突き当たりの壁の近くに ある青い台座の胸像によって一層際立っていました。?? このリズム(アクセント)はオーケストラルームに最も近い壁の前にある、前面に浅浮き彫りが施された二つの大きな大理石の花瓶と、逆側の細い壁の角に置かれているやはり浅浮き彫りを施した二つの丸いファイアンス陶器のストーブによって完成したものとなります。 壁には華やかな淺浮き彫りのモチーフが続いています。この淺浮き彫りの作者は彫刻家イワン・プロコフィエフとM.アレクサンドロヴです。部屋の壁は緑色で塗装されていて、天井の幻想的な塗装のデザインは、壁と対応した色調を醸し出しています。 天井は、漆喰による型押し成形を模しています。つまり、天井の中央にあるマルタ十字を配置し、パーヴェル1世がマルタ騎士団総長の称号を受け入れたことを象徴しています。 部屋には緑色のモロッコ布張りの椅子が置かれ、レセプションや儀式のディナーに利用されました。 パブロフスク宮殿の騎士の間 Source:Wikimedia Commons By El Pantera - Own work, CC BY-SA 2.5, Link パブロフスク宮殿の騎士の間 Source:Wikimedia Commons 未了 パブロフスク宮殿の騎士の間 Source:Wikimedia Commons 未了 パブロフスク宮殿の騎士の間 Source:Wikimedia Commons By Chatsam - Own work, CC BY-SA 3.0, Link パブロフスク宮殿の騎士の間 Source:Wikimedia Commons 未了 パブロフスク宮殿の騎士の間 Source:Wikimedia Commons 未了 つづく |