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■2009年3月26日 午前7時起床。7時30分に朝食。 ホテルをチェックアウトし、荷物を持って離島ターミナルに行き荷物をロッカーに入れる。料金は1日300円。 その後、臨港ターミナルにある八重山フェリーで竹富島行きの切符を買う。往復割引で900円(往復)。出港時間が迫っているので、あわてて高速艇に乗り込む。乗った途端に出発だ! 8時30分に出港。高速艇はすごい飛沫をあげ、あっという間に竹富島の桟橋に到着した。到着は8時40分ちょうどだ。石垣島と竹富島の距離関係は下の写真にあるように、ほんの数km。それにしても10分とは近い! 石垣島から竹富島は近い。高速艇でわずか10分 竹富島には立派な桟橋がある。 撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10 2009.3.26 竹富島は周囲9kmと小さい。 桟橋から中心部までゆっくり歩いても20分たらず。 私は歩くのが速いので竹富島の平坦の道を歩くこと15分でまちの中心についた。 ここには沖縄本島はもとより石垣島にも今やめずらしい赤瓦の屋根がある。白砂の小道がある。咲き誇るブーゲンビリアもある。そして何よりも八重山の歴史文化が凝縮した景観と風俗がしっかりと残っている。 石積の壁にブーゲンビリアがよく似合う 撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10 2009.3.26 同じブラジル産のブーゲンビリアでも、沖縄本島で見るのと竹富島でみるのは色も、鮮やかさもまったく違って見える。 ※競って咲き乱れる竹富島の花たち 島のそそかしこにブーゲンビリアが咲き乱れる 撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10 2009.3.26 まちの中心になごみの塔がある。塔とはいってもせいぜい15mほどの高さか。ここに上ると、島全体がみえる。というのもこの島にはに2階建ての建物がないからだ。 沖縄本島にはじめて行く人々は必ずこのような風景を思い起こす。しかし写真のような原風景は今は竹富町にしか残っていないようだ。 竹富島の風景。流れる空気はゆったり。風もここちよい 撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10 2009.3.26 竹富島の風景 撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10 2009.3.26 竹富島にはシーサーが乗っている赤瓦の屋根、どこまでも青い空と白砂の小道、咲き誇るブーゲンビリアなどいわば原風景がある。何とものんびりだ。たまたま朝から好天に恵まれまさに桃源郷にきたようだ。 やはり赤瓦にはシーサーがよく似合う。 ※竹富島へ:シーサーたち 赤瓦屋根にはシーサーがよく似合う 撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10 2009.3.26 撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10 2009.3.28 撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10 2009.3.28 島には名物の水牛車が観光客を乗せてゆっくり歩く。すべてがスローで自然、環境と調和した持続可能なまちそのものである。ブーゲンビリアもこの島では咲き乱れていると言う言葉がぴったりだ。 水牛車は約30分1200円でまちのなかを一定時間歩き、ガイド役が島の話をユーモアたっぷり話してくれる。最後は三味線で「安里屋ユンタ」を歌ってくれた。やはり本場でしかも生の三味線を使ってうたってくれるのはすばらしい! 竹富村の名物水牛車 撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10 2009.3.26 水牛車置き場 撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10 2009.3.26 竹富村の名物水牛車 撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10 2009.3.28 ゆっくりゆっくり島のなかを練り歩く水牛の「やえ」ちゃん!下は動画で撮影した「やえ」ちゃんによる水牛車観光の一部を切り出した写真。 撮影:青山貞一、ビクターデジタルビデオムービー 3CCD GZ50 撮影:青山貞一、ビクターデジタルビデオムービー 3CCD GZ50 ひととおり中心部を歩いた後、島の外周部のある浜に行ってみた。 最初は西桟橋だ。この西桟橋はおそら小さな漁船のためにあるのだろう。下の写真のようにひとつの堤防があるだけだ。珊瑚の海、紺碧の空がある。朝早くなのでどこに行ってもいわゆる観光客はいない。島のひとが道をほうきでならしている。 西桟橋の先は雄大な珊瑚の海が広がる 撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10 2009.3.26 西桟橋で15分ほど休憩。次第に人が集まってきた。 さらに外周道路を南に歩くとコンドイ浜にでる。ここからは石垣島もよく見える。右に見えるのが石垣島。 コンドイ浜。先に見えるのが石垣島 撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10 2009.3.26 この後、まちの中をまわり道を掃いているおじいさんと話したり、猫の写真を撮ったり、日頃の喧噪忘れのんびりすごす。下は古い赤瓦を積んだ上にのうのうと優雅に横たわるブチのにゃんこ。さすが猫の本場(?)、堂々ゆったりとしていて、恐れ入った。 集落はほとんど車が通らないので、ひかれる心配もないのでのうのうとしているのだろう。 この島では猫ものうのう、ゆったり、優雅、近寄っても逃げない 撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10 2009.3.26 ※のんびり竹富島のネコたち@ ※のんびり竹富島のネコたちA そうこうしているうちに11時30分になったので桟橋に戻り、石垣島に引き返す。 何しろ竹富島と石垣島は10分なので時間を気にする必要がない。渋滞もないし。 つづく |