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(1)概要 (2)歴史@ (3)歴史A (4)景観 (5)建造物 (6)建造物 (7)城壁 (8)再生・修復 (9)自由・自治 ■ドブロブニクの地理的位置 ドブロブニクの地理的位置だが、クロアチア共和国の最南端で下図が示すように、バルカン半島のアドリア海側、イタリア半島の靴のかかとの対岸より少し北東にある。 ちなみに、このアドリア海の北端、湾奥には世界的に有名な都市国家、ヴェネチア共和国がある。ヴェネチア共和国は現在、イタリア共和国の州都(自治体)である。 ドブロブニク、ベニスはともに現在、ユネスコの世界遺産として登録されている。ドブロブニクは、1979年と1994年に旧市街を中心にユネスコの世界遺産に登録された。1994年の登録は、1991年のユーゴスラビア内戦の中で破壊されたことで危機遺産リストに載せられている。
■ドブロブニクの広域景観 最新鋭IT技術で見るドブロブニク 以下のドブロブニクの画像は、筆者がグーグル・アース(google earth)を用い探索して得た衛星画像である。グーグル・アースでは、球形をした地球全体の衛星画像から上の地域の画像まで、シームレス(連続的)にコンピュータ画面に展開することが可能である。何とも信じられないことだが、事実である。 以下の衛星画像は、ドブロブニクの旧市街を含めたドブロブニク市(自治体)のほぼ全体を示している。西(写真では左)の半島は現在、高級別荘地として欧州の富裕層などを対象に開発され売られている。
上図の拡大図。右下のドブロブニク旧市街が見える Source: base data by :google map スルディ山頂から撮影したドブロブニク旧市街の全貌。 夕靄がかっている。(撮影:青山貞一) スルディ山頂(412m)にゆく道路沿道から撮影したドブロブニク旧市街の全貌。 朝靄がかっている。(撮影:青山貞一) 旧市街からみたスルディ山。山頂まではいろは坂タイプの道路がある。 (撮影:青山貞一) 旧市街、ポンタ門から撮影したスルディ山(撮影:青山貞一) 旧市街、リバアニカ門から撮影したスルディ山。手前の窓がほとんどない 建造物は中世からの医療施設。(撮影:青山貞一) ■ドブロブニク旧市街位置の全体 最新鋭IT技術で見るドブロブニク 以下は3次元立体展開したドブロブニク旧市街とその周辺地域である。これを見ると「アドリア海の真珠」の名にはじない、すばらしい広域的な景観であることを実感する。
上の3次元画像で分かるように、ドブロブニクには、アドリア海にせせり出た旧市街部分と、山や沿岸部を含む背後地から構成されている。両者は12世紀に海峡が埋め立てられ現在は一体化している。 上の3次元図に見られるドブロブニクの背後にあるスルディ山(標高412m)は、セルビア・モンテネグロがクロアチアを攻撃する内戦以前は、ケーブルカーによって山頂まで登り、アドリア海の真珠を堪能することができた。現在は内戦によってケーブルカーが壊され修復中となっている。ただし、このスルディ山頂には車で行け、ドブロブニク旧市街を一望できる。 下の衛星画像はドブロブニク旧市街の全景である。 衛星画像では右が東、左が西、下が南、上が北となっている。旧市街には、城壁の外から市街地に入るためにピレ、プロチェ、プジェ、ポンテの4つの門がある。城壁は周囲全体で2km程度。城壁の上は約1時間で、一周できる。入場料は日本円で約1000円。
■閑話休題〜ブロブニクの今、この瞬間〜
Dubrovnik Now 今、この瞬間のドブロブニク旧市街のメインストリートであるプラツァ通り(Placa)の様子が分かる。 ドブロブニク市が設置している定点デジタルカメラ(Web Camera)の映像がインターネットを通じて本Webに送られてきている。 現地ドブロブニクから数秒毎に送られてくる旧市街メインストリートの定点写真 ※画像更新は、<ウインドウズの更新ボタン>をクリックして下さい! 出典:ドブロブニク公式サイトより
上は、ドブロブニク国際空港の定点Webカメラの画像。 以下はプラツァ通りを真上から見たもの。その昔、このプラツァカ通りは運河だった。
つづく |