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シルクロードの今を征く

Now on the Silk Road

風力発電ファーム2(中国敦煌郊外)

青山貞一 Teiichi Aoyama  池田こみち Komichi Ikeda 共編
掲載月日:2015年1月24日 更新:2019年4月~6月
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風力発電ファーム2
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◆風力発電ファーム2

◆中国の風力発電
 
 以下はWikipedia による「中国の風力発電」です。

 中国は風力発電の分野で世界をリードしており、世界最大の設備容量を持つのみならず、発電施設建設数の急成長を維持しています。

 広大な陸地と長大な海岸線を有する中国は、きわめて豊富な風力資源を持っています。利用可能な発電容量は陸上で2,380 GW、洋上で200 GWと見積もられています。

 2015年には中国の風力発電の設備容量は30.5 GW増加して総計145.1 GWとなり、発電量は国内総消費の3.3%にあたる186.3 TWhを記録しました。同年、中国は風力発電の設備容量と導入容量のいずれについても世界の首位に立ち、設備容量74.4 GW、導入容量8.6 GWであった2位のアメリカに大差をつけました。

 しかし設備利用率で中国は大きく後れを取っており、発電量ベースのランキングでは発電量190.9 TWhのアメリカが僅差で首位を占めています。中国政府は2020年までに風力容量を250 GWに引き上げ、全消費電力の15%を再生可能エネルギーで賄うと公約しています。2015年末の風力発電の設備容量ランキングは1位中国、2位アメリカ、3位ドイツ、4位インド、5位スペイン、6位イギリスの順です。

 中国は風力発電を経済成長の重要な要素とみなしてきました。ハーバード大と清華大学の研究者による試算では、2030年には風力発電で中国国内の電力需要を完全に満たすことができます。しかしこれまでの実情としては、中国における風力エネルギーの活用は、風力発電能力の著しい充実ぶりに必ずしも見合ったものではありません]。

歴史


福建省、六鰲半島に設置されている風力タービン。
Source:Wikimedia Commons

 中国最大の風力タービンメーカーは新疆ウイグル自治区に本拠地を置く金風科技です。1998年に設立された同社は積極的に新技術開発に取り組み、シェアを拡大してゆきました。2006年には35%のシェアを占めるまでになりましたが、2012年にはやや後退して19%となりました。

 金風科技は2014年現在も中国の風力エネルギー業界最大手であり、風力施設の新規導入の19%を手がけています。それに次ぐのがシェア11%を占める国電連合動力技術(中国国電集団の子会社)および9%の明陽風電です。

 中国国電集団の子会社の一つ、龍源電力(中国語版)は集合型風力発電所事業に初期から参入しており、ある時点では中国の風力発電所の40%を運営していました。

 2006年6月28日に北京で開催された2006年アジア風力エネルギー大会において、世界初の永久磁石マグレブ(磁気浮上)風力タービンが中国の開発者によって公開されました。中科恒源能源科技はマグレブ風力発電の技術基盤形成に4億人民元を投資し、2007年11月に建設を開始しました。中科恒源はマグレブ発電装置が16億人民元の年間収益を生み出すと予想しています。

中華人民共和国の風力発電


六鰲半島の名勝「六鰲抽象画廊」に近い風力タービン。

福建省?浦県六鰲鎮にある組立施設に集められたタービン部品。

 2005年、全国人民代表大会の常務委員会は、再生可能エネルギーによる電力をすべて買い取ることを中国の電力配送会社に義務づける法案を成立させまし。

 2006年に上海電力は風力発電所などから64.485 GWhのグリーンエネルギーを買い取りましたが、顧客と販売契約を結ぶことができたのはそのうち23%に過ぎませんでした。同年に再生可能エネルギーを購入した消費者は6,482戸にしかならず、その理由としては風力発電の料金が石炭火力発電よりもkWhあたり0.53元高いことが挙げられています。

 翌2007年には上海の風力発電所の出力総量は100 GWhに達し、12万戸の家庭に供給できるほどになると見込まれていました。この年、上海では22の法人が再生可能エネルギーを購入しましたが、その1/3が国有企業であるのを除けば、残るすべてが外資系企業でした。

 上海市が再生可能エネルギーを購入することもなかった。上海の電力使用量トップテン企業で再生可能エネルギーを購入したのは、2006年に1.2 GWhの再生可能エネルギーを3年間にわたって購入する契約を結んだ宝鋼集団だけでした。

 中国海洋石油総公司 の会長(董事?)傅成玉は、中核事業である石油と天然ガス以外への多角化を図るため、洋上風力発電の共同開発パートナーとなる国際企業を求めていくことを、2007年4月22日に海南省のカンファレンスにおいて表明しました。

 2007年中国(上海)国際風力エネルギー展覧会(2007年4月10日、上海新国際博覧センター)におけるリポートでは、2010年までに上海の電力需要の5%が風力によって賄われるとされました。臨港新城(現在の南?新城)には上海の中国製風力発電所第1号を建設する計画が立てられました。

 その規模は7 MWで、2008年初頭に発電を開始し華東電網へ送電を行う予定でした。上海市ではそれ以前から数年にわたって風力発電所の新規建設が進んでおり、2005年時点で南匯区(現浦東新区)、奉賢区、崇明区に合計18基の風力発電機が設置されていました。それらの総出力は24.4 MWでした。


山東省威海市の街灯に取り付けられた小型風力タービンとソーラーパネル。

 2008年の終わりまでに、少なくとも15社の中国企業が風力タービンの商用生産を行っており、さらに数十社がコンポーネントを生産していました。タービンのサイズは1.5 MWから3 MW級が一般的なものになりました。この時期、海外の最有力メーカーと並んで中国の風力発電開発をリードしたのは金風科技および東方電気、華鋭風電でした。また小型風力タービンの生産も増加し、2008年には約8万台に達しました。業界観測筋によれば、これらの発展期を通じて中国の風力発電産業は世界金融危機の影響をさして受けませんでした。

 2010年の終わりに風力発電の設備容量が41.8 GWを記録したことで、中国は風力エネルギー供給で世界のトップに立ちました。しかし、その容量の1/4は送電網に接続されていませんでした。

 2011年に中国が着手した計画では、2015年までに100 GWの風力容量を送電網に接続し、年間190 TWhの発電を行うことになっていましたが、容量についての目標は2014年に早期達成されました。中国は風力発電の設備容量が100 GWに達した最初の国となりました。

計画中の風力発電所

 甘粛省酒泉市に建設されているGansu Wind Farm Project(「甘粛風力発電所」)は中国政府によって認可された6つの国家風力メガプロジェクトの一つです。2020年までに20 GW規模へと成長させる計画で、概算コストは1,200億人民元です。2008年には電力を送出するため750 kVの交流送電線の建設が開始されました。完成後は世界最大の集合型風力発電所となると考えられています。

 注)ここでは洋上風力発電は省略しています。


新疆ウイグル自治区1
つづく