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第5回 アマルフィ海岸自治体の持続可能性基礎調査 2016-6
A Survey on Sustainability of Costiera Amalfitana Comune


ヘルクラネウム遺跡現地視察
Ruins of Herculaneum

<37>の主要遺跡名
 

青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda

  
2020年11月30日 独立系メディア E-wave Tokyo

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 本稿の解説文は、現地調査に基づく解説、写真撮影に加え、Wikipediaのイタリア語版を中心に英語版からの翻訳及び日本語版を使用しています。また写真は現地撮影分以外にWikimedlia Commons、さらに地図はグーグルマップ、グーグルストリートビューを使用しています。その他の引用に際しては、その都度引用名をつけています。 

ヘルクラネウムとは 1  ヘルクラネウムとは 2  ヘルクラネウムとは 3
行き方  入場  半円形劇場模型展示  歩き方  遺跡名と場所


 以下の地図は、劇場、パピルスの山荘、北西の島、そして18世紀の発掘調査で「バシリカ」と呼ばれた大きな建物の、お互いの位置と発掘現場(オレンジ色)の相対的な位置関係を示している。この地域で発見された発見の詳細と範囲は、スイス人技師カール・ウェーバーの勤勉さによるところが大きいです。彼の方法論はスペイン人建築家フランチェスコ・ラ・ベガによって続けられ、彼は利用可能な証拠から可能な限り完全なヘルクラネウムの計画を作成しました。


Source:: AD79eruption - Google Sites

埋葬の方法と人口の多い地域の下にあるという事実のため、ヘルクラネウムの正確な大きさはまだ分かっていませんが、およそ320m×350mの範囲に広がっているように見えます。これまでに発掘された部分は、ヘルクラネウムの南西の角にあり、街の約4分の1を占めています。

建築物インデックス
(a) ヘルクラネウムの建物のナンバリング

 この遺跡を訪れた人なら誰もが観察するように、ヘルクラネウムは通りの直交する格子状に配置され、東西の通り(デクマニ)が南北の通り(カルディ)とほぼ直角に交差していました。元のデクマニのうち2つは部分的に発掘されており、3つのカルディも発掘されています。東西の主要な軸は、その幅と、アウグスタレス大学やバジリカなどの重要な市民の建物に隣接していることから、アメデオ・マイウリによって「デクマヌス・マキシマス」と名付けられました。

 碁盤目状の街路によって作られた街区(インシュラエ)は、通常、東西に2つに分割され、その後、多かれ少なかれ同じ幅の不動産に細分化されていました。測定結果によると、大規模なペリスタイルの家を除いて、家のファサードの幅は一般的に7mから14mの間で変化していることがわかった。

 インシュラには歴史的に番号が付けられています。そのため、インシュラIIから反時計回りにインシュラII-インシュラVIIがある。東側には、さらに2つのブロックがあります。オリエンタリスⅠ(oI)とオリエンタリスⅡ(oII)です。オリエンタリスI(oI)の南側には、「郊外地区」(SD)と呼ばれる建物群があります。

 物件の位置をさらに明確にするために、インシュラの各エントランスには個別の番号が付けられています。このように、物件はそのインシュラとエントランスの番号によって定義することができる。例えば、「鹿の家」は(Ins IV, 3)と表記されている。

 このサイトの各住戸には、独自の位置図、個々の建物を示す住戸の拡大図、住戸内のすべての物件のドア番号、寸法、簡単な説明が記載された表があります。以下のリストから各住戸の名前にアクセスすることもできますし、上記の模式図(または以下の表)から住戸を選択して、そこから探索することもできます。

 以下はヘルクラネウムの個々の遺跡・建築物などがある場所をローマ数字で示しています。


 以下はヘルクラネウムにある個々の遺跡・建築物です。最後についている II.1のような符号は、その位置の参照番号を示しています。

II  アリスティデスの家  アリスティデスの家 II.1

   アウグストスの家   カーサ・ディアルゴ II.2

   天才の家  カーサ・デル・ジェニオ II.3

III  インの家 宿屋の家 III.1、9

   人骨の家  カーサ・デッロシェレトロ III.3

   木の間仕切りの家 カーサ・デルトラメッツォディレグノ III.11-12 ...

   オーパスクラティシウムの家・カーサ・アグラティシオ III.13-15 .

   ブロンズヘルマの家 カーサ・デルエルマディブロンゾ III.16

IV  モザイクのアトリウムの家 モザイクのアトリウム・カサデッラ IV.1-2

   アルコーブの家 カーサ・デル・アルコバ IV.4

   鹿の家 カーサ・デル・セルビ IV.21

V  サムナイトハウス  カーサ・サニティカ V.1*

  炭化家具の家 カーサ・デル・モビリオカル・ボニザート V.5

  ネプチューン・モザイクの家 ネプチューンとアンフィトリテのカーサ V.6-7

  美しい中庭の家 カーサ・デル・ベルコルタイル V.8

  生誕200周年の家 二百年祭の家 V.15-16

  コリントのアトリウムの家 カーサ・デル・アトリオコリンツィオ V.30

  木製のサセラムの家

  カーサ・デルトラメッツォディレグノ V.30

  グレートポータルの家 大きな門構え V.35

VI 中央テルマエ テルメセントラリ VI.1-10

  黒塗の家 カサデルサローネネロ VI.11-13

  トスカーナの列柱の家 カサデルコロナトトスカニア VI.16-18

  オーガスタレス大学  Collegio degli Augustali VI.21-22

  ダブルアトリウムの家 カサデイドゥエアトリ VI.29

VII ガルバの家 ガルバの家 VII.1-2

  バシリカノニアナ バシリカノニアナ VII

oI  宝石の家 カサデッラジェマ oI.1

  テレフスの救済の家 テーレフォのレリージョ教会 oI.2-3

oII  ピストリン Pistrinum di Sex Patulcius Felix oII.8

   パライストラ

oII.4

SD ボートハウス

  郊外のテルマエ 郊外の温泉 該当なし

  海岸線  該当なし

  M.ノニウスバルバスのテラス

  テラザディM.ノニオバルボ

  聖域 エリアサクラ


現地ブロック案内へつづく