身近な自然の中の日本の美 喜多院・仙波東照宮 1.全体概要 青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda November 27 2014 Alternative Media E-wave Tokyo 無断転載禁
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◆全体概要 (Abstruct of Kitain) 2014年11月26日、青山貞一、池田こみちは午前中、埼玉県所沢市の2つの寺院を現地視察した後、午後川越市にあります有名な喜多院に向かいました。下の地図で北側にあるのが喜多院、南側にあるのが仙波東照宮です。 川越市の位置 喜多院の位置 出典:グーグルマップ ◆喜多院(埼玉県川越市) 喜多院 Kawagoe Kitain temple main hall 慈恵堂 所在地 埼玉県川越市小仙波町1-20-1 山号 星野山 宗派 天台宗 本尊 阿弥陀如来 創建年 天長7年(830年) 開基 円仁、淳和天皇(勅願) 正式名 星野山 無量寿寺 喜多院 別称 川越大師 札所等 関東三十六不動28番 文化財 客殿・書院・職人尽絵図屏風ほか(重要文化財) 慈恵堂・多宝塔(県指定有形文化財) 公式HP 川越大師 喜多院 出典:川越市 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2014-11-24 ●喜多院 概要 〜江戸の面影を残す文化財の宝庫〜 喜多院は、五百羅漢やダルマ市(1月3日)で知られています。 天長7年(830)に慈覚大師が無量寿寺を開いたのが始まりと伝えられています。永仁4年(1296)、尊海が慈恵大師を勧請して無量寿寺を再興し、北院・中院・南院となる各房が建てられました。 喜多院となったのは慶長17年(1612)、徳川家康の信任を得る天海僧正が、住職となってからのことです。寛永15年(1638)、大火によって喜多院のほとんどを焼失。3代将軍家光が江戸城内・紅葉山から客殿、書院などを移築しました。 それが結果的には江戸の大火による焼失を免れることになり、江戸城唯一の遺構として残されることになりました。 喜多院の多宝塔 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2014-11-24 客殿や書院には「家光誕生の間」「春日局化粧の間」と伝えられている部屋があります。これらは、慈眼堂・山門などとともに重要文化財に指定されています。 喜多院(きたいん)は、埼玉県川越市にある天台宗の寺院です。山号は星野山(せいやさん)。良源(慈恵大師、元三大師とも)を祀り、川越大師の別名で知られています。 建物はほとんどが重要文化財に指定され、寺宝にも貴重な美術工芸品を多く有しています。 広大な境内は池や掘を廻らせた景勝地となっています。1月3日の初大師(だるま市)、節分、長月護摩講塔、七五三、菊祭りなど諸行事はもちろん、四季折々の行楽客で賑わいます。境内にある五百羅漢の石像も有名です。 喜多院のお庭 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2014-11-24 喜多院(重要文化財) 川越市小仙波町1-20-1 *電話番号 TEL 049-222-0859 *拝観時間 3月1日〜11月23日 平日 8:50〜16:30 日祝 8:50〜16:50 11月24日〜2月末日 平日 8:50〜16:00 日祝 8:50〜16:20 *拝観料金 大人400円・小人200円 *拝観中止日 12月25日〜1月8日・2月2日〜3日 4月2日〜5日・8月16日 木造天海僧正坐像 平成24年8月から平成26年8月頃まで、客殿等の保存工事が行われました。 出典:川越市 つづく |