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2008年2月19日から27日、環境政策の現地調査でイタリアにでかけた。仕事が終わった週末、南イタリアのカンパニア州(Campania)のソレント(Sorrento)にでかけた。 ソレントは人口1万7千人ほどの小さな町だ。宿泊したB&Bはソレントから2kmほどナポリ(Napoli)よりのサンタニェーロ(Sant'Angello)という小さな住宅地だ。到着した日の夕方は小雨だったが、翌日は曇りから晴れとなった。下の写真は朝7時、ホテルのすぐ前にある展望台で撮影したヴェスヴィオ山(Mt.Vesuvio)の勇姿だ。 ヴェスヴィオ山は言うまでもない、AD79年の大噴火によりポンペイ(Ponpei)を壊滅させた火山である。ソレントからヴェスヴィオ山までの距離はナポリ湾をはさんで50km以上あり、その勇姿を見ることは容易でない。 実際、ソレントに私が滞在した間、写真撮影用に綺麗に見えたのは、一度だけだった。写真は、いずれもそのときに撮影したものである!! そもそも、この時期、快晴の場合は水蒸気があがりだめ、曇りがよいのだが、当然のこととしてヴェスヴィオ山に雲がかかっていてはだめだ。ソレントからみた場合、太陽はヴェスヴィオ山側から上がるから、ヴェスヴィオ山に雲がかからず、しかもそれより上空に雲があることが条件となる。 ヴェスヴィオ山は見る角度により大きくその姿を変える。おそらく一番美しい眺望は、ソレントからナポリ湾を経由し臨む角度である。 撮影:Nikon CoolPix S10 撮影:青山貞一、Nikon CoolPix S10 撮影:青山貞一、Nikon CoolPix S10 撮影:青山貞一、Nikon CoolPix S10 ヴェスヴィオとソレントの位置関係 出典:Google Map つづく
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