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秦始皇帝・兵馬俑・博物院概要(百度百科13)

西安
(Xi'an、中国)

青山貞一 Teiichi Aoyama  池田こみち Komichi Ikeda 共編
掲載月日:2015年1月22日 更新:2019年4月~6月 更新:2020年4月1日
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 本稿の解説文は、現地調査や現地入手資料、パンフなどに基づく解説に加え、百度百科中国版から日本への翻訳、Wikipedia 日本語版を使用しています。また写真は現地撮影以外に百度百科、Wikimedlia Commons、さらに地図はグーグルマップ、グーグルストリートビュー、百度地図などを使用しています。その他の引用に際しては、その都度引用名を記しています

 次は秦始皇帝陵博物院の展示物を紹介する百度百科13です。

◆秦始皇帝陵博物院  百度百科13

  

【40】秦時代の金の当盧(とうろ:馬に付ける飾り物)


出典:中国百度百科 秦始皇帝陵博物院

 秦時代の金器、金の当盧は秦の始皇帝陵の銅製馬車の馬の頭部についていた飾りものです。正面には繊細な線で流れる雲の模様が描かれ、中程には蛇がとぐろを巻く図柄や蝉の模様などが描かれ、模様は淺浮き彫りで作られていました。当廬の背面には、“十二”の文字が、また、釦の上には“上”の文字が刻まれていました。秦の始皇帝陵博物院に収蔵されています。


【41】秦時代の肩を保護するための腕の石鎧(よろい)


出典:中国百度百科 秦始皇帝陵博物院

 秦時代の石器で、長さは45cm、腕の部分の長さは20cm、秦の始皇帝陵K9801陪葬坑から出土しました。鎧の前と後ろ、腕の部分は一体的に作られていて、全部で612枚の石片が用いられています。秦の始皇帝陵博物院に収蔵されています。


【42】秦時代の腕の部分がない石鎧


出典:中国百度百科 秦始皇帝陵博物院

 秦時代の石器で、長さは64cm、秦の始皇帝陵K9801 陪葬坑から出土しました。鎧の前と後ろ、両肩部分と一体的に作られ、甲片の数は380片にも及びました。鎧の脱ぎ着は、右側の肩と胸の所につなぎ目から行いました。秦の始皇帝陵博物院に収蔵されています。


秦始皇帝博物院(百度百科14)つづく