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シルクロードの今を征く
Now on the Silk Road

パドヴァPadova、イタリア)

スクロヴェーニ礼拝堂12


Cappella degli Scrovegni

青山貞一 Teiichi Aoyama  池田こみち Komichi Ikeda 共編
掲載月日:2020年10月10日
独立系メディア E-wave Tokyo
 無断転載禁

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本稿の解説文は、現地調査に基づく開設に加え、Veneziaイタリア語版を中心にVenice英語版からの翻訳及び日本語版を使用しています。また写真は現地撮影分以外にWikimedlia Commons、さらに地図はグーグルマップ、グーグルストリートビューを使用しています。その他の引用に際しては、その都度引用名をつけています。 

◆スクロヴェーニ礼拝堂
12 

フレスコ画の配置平面図








































黄色 ヨアヒムの生涯
緑色 聖母マリアの生涯
水色 キリストの生涯
紺色 寓話
桃色 最後の審判
灰色 建築装飾



礼拝堂内部に描かれているフレスコ画の配置
Source:Wikimedia Commons
パブリック・ドメイン, リンクによる
礼拝堂内部に描かれているフレスコ画の配置
Source:Wikimedia Commons
パブリック・ドメイン, リンクによる


礼拝堂内部に描かれている場面(ほぼすべて)

 スクロヴェーニ礼拝堂のフレスコ画に描かれているのは「キリストの生涯」と「聖母マリアの生涯」です。なかでも『受胎告知』の場面が内陣アーチの中央部分を占め、最重要な絵画になっています。

キリストの生涯(北南の壁、祭壇を望み左の壁(紺色)、最下段域)


%41 ・キリストの復活 (The Resurrection of Jesus ? Noli me tangere)
Source:Wikimedia Commons
CC 表示-継承 4.0, リンクによる



%42 ・キリスト昇天 (Ascension of Jesus Christ)
Source:Wikimedia Commons
パブリック・ドメイン, リンクによる

  注)キリストの昇天とは
    キリストの昇天はキリスト教の教義で、復活したイエス・キリストが天に
    あげられたこと、またそれを記念するキリスト教の祝日。「イエスの昇
    天」は使徒信条やニカイア・コンスタンティノポリス信条にも含まれてい
    ます。復活祭と連動する移動祭日でもあります。




%43 ペンテコステ
Source:Wikimedia Commons
Public Domain, Link


%44 ・聖霊光臨 (ペンテコステ, Pentecost) Giotto. Pentecost. 1320-25 National Gallery, London.
Source:Wikimedia Commons
Public Domain, Link

  注)ペンテコステ(ラ( Pentecostes)とは
   ペンテコステ、聖霊降臨(せいれいこうりんさい)と呼ばれる新約聖書に
   あるエピソードの1つ。イエスの復活・昇天後、集まって祈っていた120人
   の信徒たちの上に、神からの聖霊が降ったという出来事のこと、および
   その出来事を記念するキリスト教の祝祭日。教派により訳語は異なり、
   聖霊降臨祭、五旬節(ごじゅんせつ)、五旬祭(ごじゅんさい)、7週の祭
   り(シャブオット)ともいいます。ザドク暦の第3ホデシュの15日です。




#54 ・最後の審判 (The Last Judgment)
Source:Wikimedia Commons
パブリック・ドメイン, リンクによる

 注)最後の審判(Last Judgement)とは
   ゾロアスター教およびアブラハムの宗教(ユダヤ教、キリスト教、イスラーム教
   が共有する終末論的世界観であり、世界の終焉後に人間が生前の行いを審
   判され、天国か地獄行きかを決められるという信仰です。


 下は上の絵画を現地で撮影したグーグルマップストリートビューの写真です。


礼拝堂内部、最後の審判 (The Last Judgment)のフレスコ画
Source: Fabio Cominelli, Google Map Street View Feb 2018

 写真は礼拝堂内部、入り口側の上部には「最後の審判」が大きく描かれています。
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 いうまでもなく、最後の審判(Last Judgement)とは、キリスト教のみならずゾロアスター教、ユダヤ教、イスラーム教が共有する「終末論的世界観」であり、世界の終焉後に人間が生前の行いを審判され、天国か地獄行きかを決められるというものです。
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 青山貞一、池田こみちが在籍した世界の識者100人による「ローマクラブ」(The Club of Rome)の「成長の限界」報告も、1970年代現代版の「最後の審判」と言われ、世界150カ国で数100万人に読まれました。


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