シルクロードの今を征く Now on the Silk Road 西安で食べた河西魚料理 (西安 Xi'an、中国) 青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda 共編 掲載月日:2015年1月22日 更新:2019年4月~6月 独立系メディア E-wave Tokyo 無断転載禁 |
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総合メニュー 高家大院 高家大院2 回民街1 回民街2 回民街3 河西魚料理 西安の食事1 西安の食事2 西安の食事3 西安の食事4 西安の食事5 西安の食事6 本稿の解説文は、現地調査や現地入手資料、パンフなどに基づく解説に加え、百度百科中国版から日本への翻訳、Wikipedia 日本語版を使用しています。また写真は現地撮影以外に百度百科、Wikimedlia Commons、トリップアドバイザーさらに地図はグーグルマップ、グーグルストリートビュー、百度地図などを使用しています。その他の引用に際しては、その都度引用名を記しています 中国西安(長安市)で食べた河西の絶品鯰料理です。 ◆西安で食べた河西魚料理(Xi'an 中国西安市) 今回の中国西域旅行(西安・敦煌・吐魯番・烏魯木齊)で食べた料理の中で、絶品といえるのは西安で食べたおそらく鯰(なまず)料理です。 機内食は食べず西安に到着した夜、市内を歩き回り、たまたま入ったホテルの前にあったレストランで食べたおそらく鯰(なまず)料理です。 西安市は中華人民共和国陝西省の省都でです。河西というのは中国,甘粛省の黄河以西の地域を指すとのことです。店の名はHexiです。帰国後調べたら西安市内に15店もあるチエーン店のようです。 Hexiは日本語で河西省なので、河西魚料理店なのかも知れません。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 ちなみに、中華民国の地名 (ホーシー、Hexi)は、河西省 - 地方軍閥の馬仲英の本拠、河西回廊とあります。 また河西回廊(かせいかいろう、河西走廊、甘粛走廊)は、チベット高原北西端に接する細長い形の地域・交通路の呼称で、黄河の西側にあるためにこの名で呼ばれています。古来から東西交通史上において重要な役割を果たしてきた地域で、西域へ抜ける交通の要路として、東と西を結ぶ回廊地帯となっていました。
以下の中国の地図の赤い部分、すなわち甘粛省の中央および西側の細長い一帯が河西回廊に相当します . 甘粛省の中央および西側の細長い一帯が河西回廊に相当 Source:Wikimedlia Commons これは西安で宿泊したホテル・料理店のHexiはこの真ん前にありました。 これは西安で宿泊したホテル 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 店に入ったものの、どんな料理があるのか全く分からないので、ウエイトレスに英語で聞きますが、これがまったく通じません。そこで筆談となりました。その後、彼女がカラーコピーをとった総合メニュー(笑)らしきものをもってきました。以下に出てくる写真はその料理です。いずれも値段が〇〇元と書いてあります。 全体メニューの中で鯰料理だけ大きく紹介されていたことからして、おそらくお勧めメニューだったのだと思います。 いまだかつて食べたことがない料理で、白いのが鯰のはずです。西安は内陸なので淡水魚ですが、スープとともに食べる白身の鯰は超絶品でした。食べたのは写真二枚目です。一枚目はどう見ても激辛そうなので遠慮しましたが、後になってあれも食べたかったとなりました(笑)。 以下はいずれもレストラン、Hexiの総合メニューリストからの転載です。 56元=約870円(但し、十分4人前ありました) 60元=約930円(但し、十分4人前ありました) 頼んだ時点では魚という以外、何が出るか分からなかったのですが、洗面器ほどの大きな器に物凄い量でした。、最低でも4人で食べる量です。二人で何とか7割方食べましたが、値段は何と一人当たり450円ほど、四人なら230円です。 残ったスープにご飯を入れると、これまた絶品の雑炊というかオジヤでおいしかったです。 どれもこれも、おいしそうなものばかりです。しかも、コースではなく、以下に一部を紹介したように、いずれもリーズナブルです。 一方、定番の中国コース料理はほぼ同じ、量はどれも多いのですが、味はそれも今一つでした。 なお、以下はその中華レストランのメニューにあった料理の一覧です。主なものに値段をつけてみました。西安市の目抜き通りに面した料理店とすると、結構リーズナブルのようです。 約140円 約600円 約340円 約650円 約1800円 約900円 約200円 約500円 約250円 以下の右下にある日付は、その期間に提供されるという意味です。 約450円 約350円 西安の食事1つづく |