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◆日程と訪問視察地 2011年8月23日〜8月25日、岩手県南部及び宮城県北部の臨海部を現地視察、調査を終え25日夜、無事東京の自宅に戻った。 今回は、新幹線で東京から新花巻に行き、レンタカーで遠野市まで行き、その後、3日かけ以下の各地に入り、被災実態及び復興状況を視察し、要所で知人、地域住民、復興作業者などへインタビューを実施した。 一日目: 東京駅→新花巻駅 東北新幹線 新花巻駅のJRレンタカーで車を借りる 新花巻→国道238号線→遠野市→国道238号線→釜石市→ 釜石市臨海部 被災地現地視察→国道45号線→ 釜石大観音視察→瓦礫置き場視察→国道45号線→ 国道238号線→釜石市桜木町で知人宅訪問→ 国道283号線→遠野市で宿泊 釜石市の瓦礫仮置場 2011.8.23 撮影:青山貞一 釜石市の瓦礫 2011.8.23 動画撮影:青山貞一 二日目; 遠野市→国道238号線→県道35号線→江戸時代高炉跡視察→ 県道35号線→釜石市鵜住居地区 被災地視察→国道45号線→ 大槌バイパス→大槌町→県道26号線→ 新港町・港町 被災地視察→安渡地区被災地視察→ 大槌稲荷神社→県道26号線→ 大槌地区(河川堰)視察→松島地区 被災地視察→ 行き止まり→国道45号線→釜石市鵜住居地区→ 国道45号線→釜石バイパス→釜石市中心部→ 国道45号線→釜石市平田地区→釜石市唐丹地区→ 三陸町吉浜地区→大船渡IC→県道9号線→ 大船渡市→陸前赤碕町 被災地視察→国道45号線→ 陸前高田市→ 被災地視察→陸前高田市気仙町 被災地視察→ 陸前高田市高田松原視察→陸前高田市中心市街地視察→ 国道45号線→国道340号線→住田町→遠野市で宿泊 大槌町にて 2011.8.24 撮影:青山貞一 大槌町の被災地 2011.8.24 動画撮影:青山貞一 陸前高田市にて 2011.8.24 撮影:青山貞一 陸前高田市の被災地 2011.8.24 動画撮影:青山貞一 三日目:遠野市→国道238号線→国道340号線→陸前高田市→ 国道45号線→県道34号線→気仙沼市 被災地視察→ 高台公園から気仙沼市 被災地視察→南気仙沼 被災地視察→ 県道26号線→国道45号線→気仙沼市 大谷海岸 被災地視察→ 県道45号線→陸前高田市→藤沢町→ 国道264号線→一関市→平泉町→中尊寺 世界遺産視察→ 毛越寺 世界遺産視察→国道4号線→国道238号線→ 新花巻駅→東北新幹線→東京駅 気仙沼市にて 2011.8.25 撮影:青山貞一 気仙沼市の被災地 2011.8.25 動画撮影:青山貞一 平泉町にて 2011.8.25 撮影:青山貞一 出典:マピオン 出典:マピオン ◆被災自治体別の死亡者・行方不明者数 以下数字は視察自治体別の現時点での死亡者数+行方不明者数概数である。 ・岩手県 大槌町 1450人 人口15,239人(2011.3.1現在) 釜石市 1180人 人口39,119人(2011.3.1現在) 大船渡市 449人 人口40,643人(2011.3.1現在) 陸前高田市 2098人 人口23,164人(2011.3.1現在) ・宮城県 気仙沼市 1411人 人口73,154人(2011.3.1現在) 調査対象となった三陸海岸 作成:青山貞一 ◆<千年に一度の津波>は間違いである! なお、本現地調査に関連して行った<過去の津波被害>の項で詳述するが、1896年に起きた明治三陸津波は、東日本大震災・津波と被害者数で、ほぼ同規模であることが分かった(以下参照)。
上記の数字を見ると、東日本大震災・津波の被害が「1000年に一度」という表現は明らかに間違いであることが分かる。明治三陸自身の被害者は、東日本大震災津波とほぼ同規模の被害であり、せいぜい「100年に一度」であることが分かる! つづく |