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   ウズベキスタン現地予備調査

ラビ・ハウズ

Lyabi-Hauz

青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda

掲載月日:2015年3月7日
独立系メディア E−wave Tokyo

無断転載禁
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バラ・ハウズ・モスク  ブハラの「私立学芸員」  ブハラでの食事
イスマール・サマニ廟  ブハラ郊外のバザール  チョル・ミナル
ラビ・ハウズ  ラビ・ハウズの周辺  キャラバンサライ跡


 チョル・ミナル訪問後、宿泊先ホテルに戻る途中、オンザラインにあるラビハウズに向かいました。ラビハウズ(池)の周辺には著名なモスクが集中しています。

 このラビ・ハウズは、ブハラの世界遺産の中でもカラーン・モスクなどともに見逃せないものです。

 ここでは、25日夕方、26日朝、2度にわたり視察し撮影たラビ・ハウズの写真をもとに報告します。

◆ラビ・ハウズ池 Lyabi-Hauz


 ラビ・ハウズ(Lyabi-Hauz)は、クカリダシュ・メドレセ、ナディール・ディヴァンベギ・ハナカ、ナディール・ディヴァンベギ・メドレセというブハラ旧市街にある三つの巨大な建築物に囲まれた人工の池を指します。

 池の大きさは36m×46mあります。

 伝説によると、アブドゥールアジズ・ハーンの大臣ナディール・ディヴァンベギは、この地に住んでいた女性に土地を売ってくれるよう依頼しましたが、女性はそれを断りました。

 そこで大臣は彼女の 家の下に運河を通し、家を流してしまったので、彼女は土地を手放さざるを得なくなりました。そのため、このハウズは「力ずくのハウズ」と呼ばれているそうです。 


ブラハ市民の憩いの場、リャビハウズ池    出典:トリップアドバイザー


Lyabi House Bukhara (トリップアドバイザー提供)


Lyabi House Bukhara (トリップアドバイザー提供)


Lyabi House Bukhara (トリップアドバイザー提供)

 さらに、池の周囲は水を利用するため、水際に降りられるように階段がついています。ハウズ周辺には、その昔バザール(ミニ市場)があり、食べ物などが売られていました。

 ラビハウズの北側に建っているのが、クカリダシュ・メドレセです。80m×60mの巨大な建築物であり大きな建築物が多いブハラで、もっとも大きなメドレセです。

 西側には1619年から20年にかけて建設されたナディール・ディヴァンベギ・ハナカがあります。さらに東側の建築物がナディール・ディヴァンベギ・メドレセです。アーチに鹿をつかんで太陽の方へ飛び立つ鳳凰の絵が描かれています。


 詳しくは翌朝にもラビハウズを再訪しますので、そちらで詳細を紹介します。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8  2015-2-25

 下の写真はラビハウズに向かう途中の街路で撮影したものです。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8  2015-2-25

 下がラビ・ハウズです。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8  2015-2-25


撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400  2015-2-25

 今回のウズベキスタンの現地視察で見たハウズのなかで最も大きな池に見えます。


撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400  2015-2-25

 ラビ・ハウズの周りには沢山の銅像や石で作った像があります。下は馬に乗ったティムールでしょうか?


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8  2015-2-25


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8  2015-2-25


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8  2015-2-25


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8  2015-2-25

 下はUNESCO世界遺産の登録証です。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8  2015-2-25

 ラビ・ハウズの周りには、3つのモスクがあります。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8  2015-2-25


撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400  2015-2-25


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8  2015-2-25


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8  2015-2-25


つづく