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世阿弥と日蓮の足跡をたどる佐渡の旅

長松

青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda
2018年9月18日公開
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 鴻ノ瀬鼻灯台  日蓮・世阿弥到着地  松前神社
 本行寺@  本行寺A  お梅堂  おけやき・本華岩  長松寺


 本行寺から少し西、おけやきの少し手前に、長松寺があった。この寺は真言宗豊山派の寺だ。この寺の開基は鎌倉時代前期の1224年というから、相当古い寺だ。

 長松寺は佐渡八十八霊場のひとつにもなっている。


出典:グーグルマップ

 住所:〒952-0821 新潟県佐渡市松ケ崎1060

 以下は鐘楼門の前の青山貞一。


出典:池田こみち Nikon Coolpis S9900

 下は鐘楼門とその先にある本堂である。


出典:青山貞一 Nikon Coolpis S9900


出典:青山貞一 Nikon Coolpis S9900

 この長松寺は、明治30年の水害で全伽藍を喪失とある。調べると明治30年7月〜9月にかけて3回にわたり大規模な洪水が県下を襲い,信濃川はじめ有力河川があいついで決壊。10月には虫害も加わり稲作大減収となる、とあるがこれは新潟県の本土の話なのか、それとも佐渡の南端を含めてものなのか定かではない。しかし、津波ではなく「全棟を流出」 とあるので、相当の大洪水があったものと思われる。


出典:青山貞一 Nikon Coolpis S9900

 下は長松寺の本堂である。均整の取れた秀逸な本堂である。


出典:青山貞一 Nikon Coolpis S9900



出典:青山貞一 Nikon Coolpis S9900



出典:青山貞一 Nikon Coolpis S9900


出典:青山貞一 Nikon Coolpis S9900


 下の写真の左側に見るのが寺の庫裏である。


出典:青山貞一 Nikon Coolpis S9900

 なお、佐渡の長松寺については、その建築にかかわった宮大工の以下のような論文がある。

 佐渡宮大工 明石家とその建築活動について
 

つづく