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メアリー・ステュアートの足跡を追って
スコットランド
2200km走破


グラスゴー2
Glasgow

青山貞一
Teiichi Aoyama  
池田こみち Komichi Ikeda
2018年12月10日、2020年10月1日公開
独立系メディア E-Wave Tokyo 無断転載禁

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ペイズリー1  ペイズリー2 グラスゴー1  グラスゴー2
グラスゴー大学1 グラスゴー大学2


グラスゴーの経済

 スコットランド第1の経済力を持ちます。古くはタバコ貿易、20世紀前半までは造船を主とした製造業で発展しました。世界的に見て造船の力は弱くなったとはいえ、海軍造船所があり、イギリスの造船業中心地です。欧州で16番目に大きい金融センターとなっており電子機器、バイオ技術、コールセンターといった新しい産業も育っています。スコットランドではエディンバラに次いで観光客が多い都市でもあります。

交通

グラスゴー・セントラル駅

 隣のエディンバラとの距離は電車で40分、バスで1時間半程です。


グラスゴー駅
Source:Wikimedia Commons
CC 表示-継承 2.0, リンクによる



グラスゴー・セントラル駅
Source:Wikimedia Commons
CC 表示-継承 2.5, リンクによる



グラスゴーの二階建てバス
Source:Wikimedia Commons
Public Domain, Link


航空

グラスゴー国際空港

グラスゴー・プレストウィック国際空港

 グラスゴー水上飛行機乗り場(Glasgow Seaplane Terminal - クライド川に2007年8月に開港した。商業的に定期便を運行している都市型の水上機用空港は今日のヨーロッパでは唯一)

鉄道

・グラスゴー地下鉄
・グラスゴー・セントラル駅
・グラスゴー・クイーンストリート駅

道路

 高速道路M8(エディンバラからグラスゴーを東西に横断してスコットランド西岸に続いています)

 高速道路M74(グラスゴーから南下し、イングランドの高速道路M6に接続しています。M6はバーミンガムを経由し、ロンドンへ続くM1と接続します)

・高速道路M77
・高速道路M80

文化

・スポーツ


 グラスゴーは1872年にサッカー史上初の国際試合が行われた街として知られていまあす。試合はスコットランド代表チームとイングランド代表チームの間で行われ0-0に終わっています。現在グラスゴーには5万人を収容できるスタジアムが三つ存在します。

 セルティックとレンジャーズはこれらをホームグラウンドとして利用するプロサッカークラブです。両チームの対戦は「オールド・ファーム」と呼ばれ、宗教的な背景もあって(前者がアイルランド人移民のカトリック(Irish-Scots)、後者がスコットランド人プロテスタント(長老派))、世界でも有数のダービーマッチとして知られています。

 セルティックファンの間ではアイルランド国旗が掲げられ、スコットランド旗が掲げられることは稀です。北アイルランドのプロテスタントの間では特にユニオン・ジャックが掲げられることが多いようです。

音楽

 良質なロック、ポップバンドを数多く輩出している。1980年代にはオレンジ・ジュース、アズテック・カメラらポストカード・レーベル勢、1990年代にはザ・パステルズ、ティーンエイジ・ファンクラブらを中心とした草の根的なコネクションが、世界中のインディーズ・シーンに影響を与えた。近年ではベル・アンド・セバスチャン、フランツ・フェルディナンド、トラヴィス、モグワイ、ザ・フラテリス、チャーチズが有名。グラスゴー出身ではないが、ABBA の曲「スーパー・トゥルーパー」(Super Trouper)の歌詞には「グラスゴーから貴方に電話した夜」という一節がある。


グラスゴー (トリップアドバイザー提供)



クライドオーディトリアム、最新の一部を形成する3000席のコンサートホールEN:スコットランドエキシビション&コンファレンスセンターでグラスゴー:EN、EN:スコットランド。「アルマジロ」と呼ばれるクライドオーディトリアムは、建築家のノーマンフォスター卿によって設計されました。また、en:River Clydeにまたがるen:Bellsブリッジも示しています。Finlay McWalterがen:May 7th en:2004に撮影した写真。
Source: Wikimedia Commons
CC BY-SA 3.0, Link


建築

 赤砂岩が建築材料としてよく使われ、町の特徴となっている。ジョージアン様式建築が主流を占める中、19世紀に入ると新古典様式やゴシック・リバイバル様式が流行し、世紀末にはアーツ・アンド・クラフツ運動の発祥の地の一つにもなった。

 ゴシック・リバイバル建築としては、1870年にジョージ・ギルバート・スコットの設計により完成したグラスゴー大学本館が秀逸である。19世紀後半のスコットランドを代表する建築家のキャンベル・ダグラス(Campbell Douglas)がグラスゴーに事務所を構え、多数の教会を設計した。彼は明治政府の工部大学校校舎建設にも協力した。

 ウィロー・ティールームズやグラスゴー美術学校など、チャールズ・レニー・マッキントッシュがデザインした建築物が多数あり、観光地化されている。

教育

・グラスゴー大学
・ストラスクライド大学
・グラスゴー・カレドニアン大学
・グラスゴー美術学校

出身の有名人

 ゴードン・ブラウン (第74代イギリス首相)
 ジェラルド・バトラー (俳優)
 ビリー・コノリー (俳優)
 トーマス・リプトン (商人)
 アンガス・ヤング (AC/DCのギタリスト)
 マルコム・ヤング (AC/DCのギタリスト)
 マーク・ノップラー (ミュージシャン,ダイアー・ストレイツのリーダー)
 ウィリアム・ラムゼー (化学者)
 ジョゼフ・ブラック (物理学者、化学者)
 アレックス・ファーガソン (マンチェスター・ユナイテッド監督)
 アダム・スミス (経済学者)
 チャールズ・マッキントッシュ (化学者、発明家)
 チャールズ・レニー・マッキントッシュ (建築家)
 ボビー・ギレスピー(プライマル・スクリームのボーカル)
 ジェームズ・マカヴォイ(俳優)
 エディ・リーダー(フェアーグラウンド・アトラクションのボーカル)
 ジョン・バロウマン (俳優)
 レイ・パーク (俳優)
 ケリー・マクドナルド (女優)
 エイミー・マクドナルド (歌手)
 ロバート・カーライル (俳優)
 チャーチズ (CHVRCHES バンド ミュージシャン)
 アンディ・マレー(プロテニスプレーヤー)


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