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池上本門寺再訪
    

 (東京都大田区)


5.総門と石段(此経難持坂)

青山貞一・池田こみち・ 斉藤真実
April 〜May, 2018  独立系メディア E-wave Tokyo 無断転載禁


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境内・伽藍

◆境内

 池上本門寺の境内には、ほぼ中央に大堂があり、その大堂の真北に本殿、その背後に日蓮上人の御霊廟が配置されています。さらに中心線の左側には日朝堂、梵鐘、霊宝殿、経蔵、歴代墓所が、中心線の右側には、長栄堂、五重塔、松濤園の日本庭園が配置されています。



境内マップ  出典:池上本門寺公式Web


 以下に境内にある伽藍の概要とともにその写真を順次紹介します。

・総門

 総門は先のマップの一番下(南端)にあります。

  
  本門寺の総門遠望(正面) 今回は改修中だった
  撮影:斉藤真実 Canon IXY 10S

 総門は元禄年間(17世紀末〜18世紀初め)の建立と伝えられています。「本門寺」と刻された扁額は本阿弥光悦の筆によるもので、現在掲げられている額は複製です。オリジナルは霊宝殿に収蔵され常設展示されています。今回、そう門全体が改修中でした。

 以下は2016年4月3日に本門寺を参拝した時に撮影した総門です。

  
   撮影 青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2016-4-3


・此経難持坂

 池上本門寺には表参道に96段の石段坂があります。

 この石段は、慶長年間に加藤清正が寄進したものと伝えられています。法華経宝塔品の偈文の96文字にちなんで石段を96段とし、偈文の文頭の文字をとって坂名としています。

 下の写真は、池上本門寺の此経難持坂で東京都大田区の指定有形文化財となっています。


池上本門寺の此経難持坂で東京都大田区の指定有形文化財
出典:Wikimedia Commons

 以下は下見の3月25日に此経難持坂を総門側から撮影した写真です。


池上本門寺のソメイヨシノ  2018年3月25日
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900

 下の写真は3月25日、青山が下見に来たときに撮影したときに此経難持坂を境内から撮影したものです。やはり此経難持坂の両側にソメイヨシノのサクラが咲いていました。


池上本門寺のソメイヨシノ  2018n年3月25日
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900

 以の写真は、改修中のそう門から此経難持坂を見たところ 右は池田こみちです。

  
  撮影:斉藤真実 Canon IXY 10S

 以下は東京都大田区の文化財としての池上本門寺の石段についての概説です。


此経難持坂の石段の解説
撮影 池田こみち Nikon Coolpix S9900 2016-4-6


大田区文化財 池上本門寺 の石段

 この石段は、加藤清正 (1562〜1611)の寄進によって造営されたと伝えられ、「法華経 」宝塔品 の偈文 九六文字にちなみ、九六段に構築され、別称を「此経難持坂 」という。

 なお、元禄 (1688〜1704)の頃に改修されているが、造営当時の祖型を残しており、貴重な石造遺構である。

 清正は慶長 十一年(1606)に祖師堂 を寄進建立し、寺域を整備しているので、この石段もその頃の所産と思われる。

昭和四十九年二月ニ日 指定

大田区教育委員会


  下の写真は2016年4月3日と6日に来たときに撮影したときに此経難持坂を撮影したものです 此経難持坂の両側にソメイヨシノのサクラが咲いていました。


撮影 青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2016-4-3


撮影 池田こみち Nikon Coolpix S9900 2016-4-6

 この96段の階段は江戸時代から有名だったらしく三代歌川豊国・二代歌川広重らによって下のような浮世絵が描かれています。この浮世絵は、「江戸自慢三十六興・池上本門寺会式 」と名付けられています。


江戸自慢三十六興・池上本門寺会式  出典:Wikipedia


つづく