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●特集：奥秩父、滝川上流の遭難事故を検証する 青山貞一：日テレ取材班の奥秩父遭難を検証する ①経緯と事故の場所 青山貞一：日テレ取材班の奥秩父遭難を検証する ②貴重な現場動画 青山貞一：日テレ取材班の奥秩父遭難を検証する ③詳細分析 青山貞一：日テレ取材班の奥秩父遭難を検証する ④遭難の原因リスト 青山貞一：日テレ取材班の奥秩父遭難を検証する ⑤尾瀬での経験 青山貞一：日テレ取材班の奥秩父遭難を検証する ⑥３次元シミュレーション ●特集：奥秩父遭難現場視察報告 2010.9.19 青山貞一：秩父再訪を敢行して 日テレ取材班遭難現場調査 青山貞一：奥秩父遭難現場視察報告 ①現場周辺の状況 青山貞一：奥秩父遭難現場視察報告 ②遭難事故の再検証 青山貞一：奥秩父遭難現場視察報告 ③使えない携帯電話(通話・メール・GPS) 青山貞一：奥秩父遭難現場視察報告 ④３次元想定ルート図 青山貞一：奥秩父遭難現場視察報告 ⑤ＧＰＳデータによる検証 本論考は、当初２０１０年８月に執筆公表したものに、その後行った筆者ら（青山貞一、池田こみち、鷹取敦）による追跡調査などの内容を追記したものである。原則として追記した部分は青色で囲ってある。 ■奥秩父・滝川の沢登りの実例 次は肝心な遭難現場である滝川の渓流、沢の現場についてである。 まずグーグルマップやグーグルアースを用いて当該地域の写真、動画を検索してみた。 すると、何と２年前（２００８年８月９日）にほぼ今回の遭難現場だけでなく、滝川（遭難現場近く）→登山道→林道終点→豆焼橋→国道１４０号線と、今回の遭難者が歩いたルートの逆コースを歩き、しかも滝川の沢登りをしている動画を＜Ｙｏｕ Ｔｕｂｅ＞で発見した。 YouTubeへの投稿者はPush Happyさんである。 Push Happyさんは、動画を見る限り、沢登りや登山の相当のベテランと見受けられる。しかも、上記の一部始終を同行者がデジタルハイビジョンカメラで収録していたのである。 撮影したのは２年前(2008年)だが、今回の遭難事故が起きた直後の２０１０年８月１日、この動画のコメント欄で次のように述べている。 「２００８年８月の奥秩父滝川本流の遡行記録です。今年７月の日テレ取材班遭難の現場付近も通りました。危険な滝や淵はどんどん高巻いて安全に登ってます。ウォーター・ウォーキング ガイドブック P132」 この滝川の沢登りの一連の現場を動画見ると、その道のプロでもきわめてリスクが高いことが、手に取るように分かる。ぜひご覧いただきたい。  出典：Push Happyさん動画  出典：Push Happyさん動画  出典：Push Happyさん動画  出典：Push Happyさん動画  出典：Push Happyさん動画  釣橋小屋跡付近 出典：Push Happyさん動画  出典：Push Happyさん動画  出典：Push Happyさん動画
つづく |