ヒマラヤ山岳の国と地域 Nation and Entity in Himalayan Range ⑤ブータン王国(Bhutan Kingdom) 青山貞一編 掲載月日:2013年12月10日、更新:2021年10月17日 独立系メディア E-wave Tokyo 1646年建設のパロ谷(英語版)のゾン 出典:Wikimedia Commons |
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ヒマラヤ山岳の国と地域 | ||||||
① | 序説 | ⑤ | ブータン | ⑨ | ザンスカール | |
② | アルナーチャル プラデーシュ | ⑥ | ネパール | ⑩ | カラコルム山脈 | |
③ | チベット | ⑦ | カシミール | ⑪ | フンザ渓谷 | |
④ | シッキム | ⑧ | チベット亡命政府 | ⑫ | ワハーン回廊 | |
青山貞一・池田こみち:チベット少年の亡命生活を描いた「オロ」鑑賞記 |
◆ブータン王国 ブーダンについては、以下の動画でその詳細が紹介されています。ぜひ、一覧ください。 ◆世界で最も孤立した国 ブータンの生活 Lifeder Japan 人口 697,000人 面積 38,400(九州とほぼ同じ)km2(128位) 首都 ティンプー ブータン王国の位置 Source:English Wikipedia ヒマラヤ山岳の国と地域 Source:Wikipedia をもとに青山作成 ブータンの地形 出典:グーグルマップ ブータン国内地図 出典:米国テキサス大学図書館 <概要> ブータン王国 Bhutan Kingdom チベットの高僧が17世紀に国家を統一。18世紀以降、中国(清)や英国の影響力が強まり、1907年、英国の後押しをうけた有力豪族のウゲン・ワンチュクが現王朝を創始した。人口約67万(05年政府発表)の民族構成はチベット系約60%、ネパール系約20%。宗教はチベット仏教徒約70%、ヒンドゥー教徒約25%。農業人口が9割。最大の輸出品目は水力発電によるインド向け電力だ。情報化も進め、99年に衛星テレビ放送とインターネット、03年に携帯電話を解禁。06年に初の民間新聞2紙が発刊された。 出典:コトバンク ブータン王国、通称ブータンは、南アジアにある国家。インドと中国にはさまれている、世界で唯一チベット仏教(ドゥク・カギュ派)を国教とする国家である。 民族はチベット系8割、ネパール系2割。公用語はゾンカ語。首都はティンプー。国旗はかなり複雑なもののひとつで、竜のうろこが細かく書かれている。国花はメコノプシス=ホリドゥラ、国樹はイトスギ、国獣はターキン、国鳥はワタリガラス。 <歴史> ブータンの地では13世紀前半、パジョ・ドゥゴム・シクポ(1184年 - 1251年)によってチベット仏教のドゥク・カギュ派が伝えられ、以後、同地に定着していった。 ドゥク派では、開祖ツァンパ・ギャレー(1161年 - 1211年)以来、ギャ氏の血統に属するものが総本山ラルン寺の座主職をはじめ教団の指導的地位を独占してきたが、16世紀末より化身ラマが同派内にも出現するようになった。第13代座主キンガ・ペンジョル(1428年~ 1475年)の転生者とされるジャムヤン・チェキタクパ(1478年 - 1523年)をはじめとする化身ラマの系譜(ギャルワン・ドゥクチェン)は、代を重ねるにつれ、同派内で大きな勢力を持つようになった。 第16代座主ミパム・チェキ・ギャルポは1606年、自身の孫ガワン・ナムゲルを同派の有力な化身ラマ、ペマ・カルポ(1527年 - 1592年)の転生者と認定し、第17代の座主に据えようとした。ギャルワン・ドゥクチェンをギャ氏の勢力に取り込もうという試みである。 従来ブータンの政治形態は、僧侶の代表者であるダルマ・ラージャ(仏法王)と、俗人の代表者であるデパ・ラージャ(執政王)による二頭体制であった。 しかし1885年に内乱が勃発して以来国内が安定しなかったことから、1907年ダルマ・ラージャを兼ねていたデパ・ラージャが退き、代わって東部トンサ郡の領主ウゲン・ワンチュクが世襲の王位に選ばれ、初代ブータン国王となった。次いで1926年にその子息ジグミ・ワンチュクが第2代国王となり、第3代国王ジグミ・ドルジ・ワンチュクが1972年に急死すると、僅か16歳で即位したジグミ・シンゲ・ワンチュクが永らく第4代国王の座に即いた。 第5代国王ジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク 出典:Wikimedia Commons 2005年に総選挙が実施されると翌年12月に国王は譲位し、ジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュクが第5代国王に即位した。2008年7月18日には初の成文憲法典が公布され、名実ともに立憲君主国へと移行した。 <行き方・費用など> ※ブータン個人旅行ガイド ※ブータン旅行記 ※ブータン政府観光局 ※ブータンを旅行する ◆ブータンの写真集 霊子丁 Lingzhi Dzong 出典:Wikimedia Commons 1646年建設のパロ谷(英語版)のゾン 出典:Wikimedia Commons ブータンのタクツァン僧院。「虎の巣」との異名でも知られている 出典:Wikimedia Commons 標高3000mの断崖絶壁にあるタクツァン僧院 出典:Wikimedia Commons ブータン (トリップアドバイザー提供) ブータンタクツァン僧院 ブータンの氷河湖 出典:Wikimedia Commons This photo of Bhutan is courtesy of TripAdvisor ブータン This photo of Bhutan is courtesy of TripAdvisor ブータン This photo of Bhutan is courtesy of TripAdvisor ブータン This photo of Bhutan is courtesy of TripAdvisor ブータン This photo of Bhutan is courtesy of TripAdvisor ブータン This photo of Bhutan is courtesy of TripAdvisor ブータン This photo of Bhutan is courtesy of TripAdvisor ブータン ブータン (トリップアドバイザー提供) ブータン ブータン (トリップアドバイザー提供) 民族衣装の子どもたち ブータン (トリップアドバイザー提供) ブータンの踊り ブータン (トリップアドバイザー提供) ブータン ブータン (トリップアドバイザー提供) ブータン寺院と僧侶 ブータン (トリップアドバイザー提供) ブータン寺院内部 ブータン (トリップアドバイザー提供) ブータンの子どもたち ブータン (トリップアドバイザー提供) ブータン ブータン (トリップアドバイザー提供) ブータン ブータン (トリップアドバイザー提供) ブータン ブータン (トリップアドバイザー提供) ブータンの宮殿 ブータン (トリップアドバイザー提供) ブータン ブータン (トリップアドバイザー提供) ブータン ブータン (トリップアドバイザー提供) ブータン ブータン (トリップアドバイザー提供) ブータン ブータン (トリップアドバイザー提供) ブータン ブータン (トリップアドバイザー提供) ブータンの子どもたち
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