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ヒマラヤ山岳の国と地域

Nation and Entity in Himalayan Range

③チベット
(西蔵、中国、チベット地方自治区)


青山貞一
掲載月日:2013年12月10日、更新:2021年10月17日 独立系メディア E-wave Tokyo

チベットのラサにあるポタラ宮   出典:Wikimedia Commons
ヒマラヤ山岳の国と地域
序説 ブータン ザンスカール
アルナーチャル プラデーシュ ネパール カラコルム山脈
チベット カシミール フンザ渓谷
シッキム チベット亡命政府 ワハーン回廊
青山貞一・池田こみち:チベット少年の亡命生活を描いた「オロ」鑑賞記


◆チベット(西蔵、中国、チベット地方自治区)

 



人口 2,740,000 人

面積 1,228,400 km2 (2位)

自治区首府  ラサ市


チベットの位置   出典:Wikimedia Commons


この写真はチベット・ラサ:雪の後のポタラ宮は絵のように美しい。
ラサをこのような角度から見る写真はめずらし美しい!
2024-02-15 14:51:10  出典:中国ニュースネットワーク



写真出典:中国北京にある旅行代理店 【西藏 · 穿越喜马拉雅8日】
西藏+拉萨+布达拉宫+念青唐古拉山+藏式旅拍+日喀则+拉什伦布寺+
甲岗雪山+班戈+纳木错+8人团 



ヒマラヤ山岳の国と地域  Source:Wikipedia をもとに青山作成


チベットの地形  出典:グーグルマップ

<概要>

チベット 【Tibet】

 中国南西部の自治区。主都はラサ。ヒマラヤ山脈の北、崑崙(こんろん)山脈の南にある高原地帯で、羊・ヤギ・ヤクなどの牧畜が盛ん。住民の多くはチベット族。唐代に最初の統一王国が成立、吐蕃(とばん)と呼ばれた。チベット仏教が行われ、17世紀半ばからダライ=ラマによる政教一致の支配が行われた。18世紀に清の宗主権下に置かれ、第二次大戦まで中国の保護国。また英国の支配を受けた。1951年中国解放軍が入り、1965年自治区が成立。「西蔵」とも書く。  出典:コトバンク

 チベット自治区(チベットじちく、西蔵、チベット語: プー・ランキョン・ジョンワイリー方式:bod rang skyongljongs)は、中華人民共和国(以下、「中国」)の西南部を占める区域自治区である。

 首府ラサとシガツェ地区のシガツェ、ギャンツェは国務院により国家歴史文化名城に指定されている。ラサ市内のダライラマの冬宮であったポタラ宮は1994年にユネスコの世界遺産に登録され、チベットで最も神聖な寺院であるジョカン(大昭寺)も2000年には拡大登録、更にはダライラマの夏宮であったノルブリンガも2001年拡大登録された

 中国の公認された少数民族としてのチベット族(蔵族)の居住領域に設けられた民族自治区とされるが、チベット自治区の領域は歴史的・文化的なチベット地域のうちの、中国領に内包される部分の一部で、歴史的に西蔵と呼ばれてきた地方を占めるのみであり、中国語による名称は「西蔵自治区」という。

<民族>

 2002年の人口267万人のうち、チベット族が93%を占め、漢族が6%でこれに次ぐ。残りは回族0.3%、モンパ族0.3%などわずかに過ぎない。

<チベット動乱と西藏自治区の成立>

 チベット政府が「西藏和平解放」によって締結を強要された「十七ヶ条協定」は、チベットを「中華人民共和国祖国大家庭」に「復帰」するものと規定するものであったが、ダライラマを初めとするチベット政府の各級職員が引き続き「西藏」部分の統治を担い「改革は強要されない」という規定もあった。

 しかしながらこの協定の適用範囲はあくまでも「西藏」地方に限定され、その他のチベット各地では中国内地で何年もかけて徐々に展開された「民主改革」「社会主義改造」が、1950年代半ばから強行されることとなった。

 「改革」が諸侯・俗人貴族の政治的地位や特権の廃止に留まっている間は、反発も少なく歓迎する民衆も少なく無かったが、対象が寺院や僧侶に向うと、チベット人の反発は大きくなり、1956年からアムド・カムの各地で中国支配に反発する蜂起が始まった。1959年に頂点を迎える「チベット動乱」の勃発である。

 蜂起の当初は、中国の統治機構をアムド・カムのほとんどから一時的に一掃する勢いであったが、鎮圧の為に中国軍が組織されると、各地の蜂起軍は西藏地方へ逃れ、難民も発生した。蜂起軍は西藏に於いて、統一抗中組織「チュシ・ガンドゥク」を結成、中国政府に対する組織的なゲリラ活動に踏み出した。

 争乱は1959年にラサに波及、ダライ・ラマ14世はインドへ亡命しチベット亡命政府を樹立した。中国政府は「チベット政府の廃止」を宣言、西藏地方を「西藏自治区籌備委員会」の管轄下に置き、1966年、西藏自治区が発足する。

 以降、ダライ・ラマ14世のチベット亡命政府と中華人民共和国は、自治権・独立性・領域などについて、度々主張が衝突している。中国政府は、中国に批判的なチベット人を徹底して弾圧している。

チベット仏教(概要)
 チベット仏教は、チベットを中心に発展した仏教の一派。根本説一切有部律の厳格な律に基づく出家制度、仏教の基本である四聖諦の教えから、大乗顕教の諸哲学や、金剛乗の密教までをも広く包含する総合仏教であり、独自のチベット語訳の大蔵経を所依とする教義体系を持つ。中国、日本、チベットなどに伝わる北伝仏教のうち、漢訳経典に依拠する東アジア仏教と並んで、現存する大乗仏教の二大系統のひとつをなす。
 教義としては、智慧と方便を重視する。インド後期密教の流れを汲む無上瑜伽タントラが実践されている。ニンマ派、カギュ派、サキャ派、ゲルク派の4宗派が存在するが、いずれも顕教と密教の併修を柱とする。7世紀から14世紀にかけて、インドから仏教が直接チベットに伝来したので、インド仏教の伝統が途絶える寸前の時代に伝来した後期密教が継承されている。 出典:Wikipedia

 ◆中国の西安市にあるチベットぶっ局寺院訪問記 青山貞一・池田こみち
   広仁寺1  広仁寺2  広仁寺3  視察1 視察2 
   視察3  視察4  視察5  視察6  視察7 

  
  撮影:池田こみち Nikon Coolpix S9900

<行き方・費用など>

チベットへの行き方   ※チベットへの行き方2
チベット旅入門      ※チベット旅行ガイド


◆チベット(自治区)の写真集


チベット高原    出典:Wikimedia Commons


イアキンフ・ビチュリンが19世紀に作成したチベット・ラサの地図  
    出典:Wikimedia Commons


ポタラ宮の写真
ポタラ宮 (トリップアドバイザー提供)
ポタラ宮

チベット自治区の写真
チベット自治区 (トリップアドバイザー提供)
ポタラ宮と若い僧侶


チベットのラサにあるポタラ宮   出典:Wikimedia Commons


ポタラ宮の写真
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ポタラ宮

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チベット僧侶

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チベット

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チベット民衆

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チベット寺院

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チベット

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チベットの子ども

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