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シルクロードの今を征く

Now on the Silk Road


大唐西市博物館 視察9

西市からの古い出土品 その2

(Xi'an 中国)

青山貞一 Teiichi Aoyama  池田こみち Komichi Ikeda 共編
掲載月日:2015年1月22日 更新:2019年4月~6月 更新:2020年4月1日
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出土品2 
視察10 天秤秤


 本稿の解説文は、現地調査や現地入手資料、パンフなどに基づく解説に加え、百度百科中国版から日本への翻訳、Wikipedia 日本語版を使用しています。また写真は現地撮影以外に百度百科、Wikimedlia Commons、トリップアドバイザーさらに地図はグーグルマップ、グーグルストリートビュー、百度地図などを使用しています。その他の引用に際しては、その都度引用名を記しています

大唐西市博物館視察9



 以下も非常に古い時代のものです。


唐代西市発掘品 大唐西市博物館所蔵品
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900



石臼(左)と石杵(右) 
唐代西市発掘品 大唐西市博物館所蔵品
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900



撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900



撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900




撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900



撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900



唐代西市発掘品 大唐西市博物館所蔵品
三彩文官俑 (唐代618-907年)
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900



大唐西市博物館所蔵品
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900


西市の管理

 唐の政府は、大府寺に属する「西市署」、「平準所」、「常平倉」と言われる
管理機構を西市に設置していた。まあ、令、丞、府、史などの専門の管理官を
派遣していた。「西市署」の主な機能は、市場を管理する外に、市場価格、取引
時間、商品の品質、計り器、市場の安全、人身、家畜販売及び違法取引の禁止
に責任を負う。「平準所」の主な機能は、市場物価のコントロール、市場供給の
安定、商人と官庁が使用する物資の整理である。「常平倉」は、不作の年に対応
する政府の常設している国有の穀物倉庫である。この管理体制は、市場の健全
な秩序を保護している。


大唐西市博物館所蔵品
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S990




正倉院の帯(横に並んだ赤い帯)  (日本の正倉院所蔵) 
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S990




彫花銅製定規 (日本の正倉院所蔵) 
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S990


 注)線刻画とは
  線刻画(線彫刻画)とは、確な品質をもった線で意図的に石や壁などに絵を
  彫ることを意味します。線刻法は金属板の直線彫刻法とは区別されます。


出典:百度百科




興福寺残碑碑側線刻画
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900


視察10へつづく