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真夏の群馬・栃木短訪

Iくだんの桐生市訪問
青山貞一
掲載月日:2012年9月13日
 独立系メディア E−wave Tokyo
無断転載禁

 ◆特集:真夏の群馬・栃木短訪 2012.9.5〜9.8
@世界のクマ縫いぐるみ博物館  G奧草津の「チャツボミゴケ」公園
A鹿沢の「かえでの小径」  H庭山由紀・前桐生市議インタビュー 
B鹿沢の「たまだれの滝」  Iくだんの桐生市訪問
Cパノラマライン北コースと硫黄鉱山跡  J一度来たかった「足利学校」
D旧六合村の新名所「世立八滝」  K吉田松陰も来ていた「足利学校」
E群馬県企業庁の水力発電  L「足利学校」の希有な文物
F旧六合村の「冬住みの資料館」

 翌9月8日、今日は東京に戻る日だ。

 せっかくなので、庭山由紀さんがお住まいになっている群馬県桐生市を見てみようということになった。コースににもよるが片道2−3時間かかりそうである。

第一案(北ルート) 
 国道145号線を東に向かい渋川、前橋から国道353号で桐生に向かう案、途中、八ッ場ダムの工事現場がある。

第二案(中間ルート)
 県道54号線から国道406号、国道50号線を経由して桐生に向かう案。途中、現在高崎市に編入されているが旧倉渕村があり、倉渕温泉に二度ほど行ったこともある。

第三案(南ルート)
 一旦、いつものように碓井軽井沢インターに出て長野道から関越道と高速道路を乗り継ぎ、さらに高崎ICで北関東自動車道から桐生に向かう案。おそらく距離はこれが一番である。また当然のこととして高速料金もかかる。


(下のルート地図では最下端が切れているので実際には、さらに距離がある)

 どれで桐生に行っても、2時間はかかりそうだ。

 今回は、昨日、庭山さんが帰られるときに推奨した第三の案で桐生まで行くことにした。さらに時間が許せば、以前から一度行ってみたかった栃木県足利市の足利学校にも足を伸ばすことにした。

 いずれにしても群馬県の最西端から最東端まで行くので2ー3時間かかるのは仕方がないだろう。


 朝食後、第二案で桐生に向かう。下の写真は、県道50号線で前橋を走行中のもの。なんと、この地域は電線をすべて地下埋設しており、電柱がない。



 一方、下の写真は同じ県道50号線だが、まだ地下埋設されていない地区。電柱や電線がいかに景観を悪くしているかがよく分かる。



 そうこうしているうちに、桐生市に到着する。

 桐生市は下の地図にあるように、東西、何と2つの地域に分かれている。真ん中にみどり市があり、サンドウィッチ状になっているのだ。まずこれにびっくり。これだけ見ても、桐生市のガバナンスのなさが分かるというものである。


群馬県における桐生市の位置

 人口は約12万の都市だが、何か大きな公共施設が目立つ。

 下は桐生厚生総合病院。


撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012ー9−7

 下の写真は桐生市役所。人口12万人の市役所とは思えない立派さ!


撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012ー9−7

 以下が庭山由紀さんが議員をしていた件の桐生市議会。


撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012ー9−7


撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012ー9−7

 桐生市には、歴史、民俗博物館、資料館をのぞいても、これでもかと思えるハコモノ、テーマパーク的な施設がワンサカある!!

 全部見ることはできなかったが、市役所のホームページから見ただけでも異常である。

 前桐生市議会議員の庭山由紀さんも、市の人口規模(約12万人)、財政規模からしてもこのハコモノ行政は異常であると言っていたが、維持管理費だけでも相当市の財政を圧迫するだろうことが分かる!

 極めつけは、桐生市市民文化会館。桐生市に到着し、最初に目に付いたのがこの施設である。市役所のすぐ隣にある。


出典:桐生市Web

 下は、桐生が岡遊園地・動物園


出典:桐生市Web

 桐生市梅田ふるさとセンター


出典:桐生市Web

 公益財団法人 大川美術館


出典:公益財団法人 大川美術館Web

 桐生市カリビアンビーチ(桐生市新里温水プール)


出典:桐生市Web


出典:桐生市Web

 何で桐生市に市営のカリビアンビーチが必要なのか、おそらく桐生市は同じ規模の基礎自治体の中で最もハコモノの多い自治体ではないかと思える!

つづく