エントランスへはここをクリック       
世阿弥と日蓮の足跡をたどる佐渡の旅

加茂湖

青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda
2018年9月18日公開
独立系メディア Media E-wave Tokyo  
無断転載禁
佐渡現地視察総合目次 
     
  両津港  両津湊の金沢屋旅館  金沢屋展示物@  金沢屋展示物A
  加茂湖  加茂湖と両津湊  両津湊と町並@   両津湊と町並A
  両津湊の食堂・よろこんで    両津湊の鬼太鼓(オンデコ)
 

 ところで、「金沢屋旅館」がある佐渡市の両津湊地区は、下図のように東側が日本海に面し、南側は加茂湖という汽水域に類する湖に面している。

 加茂湖は牡蠣(カキ)がとれる淡水湖ではなく、塩水湖(海水湖)である。


出典:グーグルマップ

◆加茂湖の概要

 加茂湖(かもこ)は、新潟県佐渡市にある汽水湖で、日本百景の一つである。新潟県で最大の湖沼であり、また日本の離島の中でも最大の湖沼である。

 佐渡市の中央部・国仲平野の東部市街地(旧両津市)は、加茂湖と日本海の間の砂州上に形成されている。加茂湖の面積は4.85km2で、両津港に近く、佐渡市の両津地区と新穂地区にまたがる。

 カキの養殖が盛んである。1904年(明治37年)、水害予防と船溜まりのために湖口を開き、両津湾とつながったため汽水湖となった。環境庁が定めた日本の閉鎖性海域の一つである。


加茂湖周辺の空中写真。 佐渡市の中央部・国仲平野の東部市街地(旧両津市)は、加茂湖と日本海の間の砂州上に形成されている。 この画像は上方が北北西方角である。1976年撮影の16枚を合成作成。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。

加茂湖の地理

 ・湖岸長: 17km
 ・面積: 4.85km2
 ・湾口幅: 0.03km
 ・湾内最大水深:8.7m
 ・湾口最大水深:5.5m
 ・閉鎖度指標:117.31

出典:Wikipedia

 グーグルマップでもカキ養殖場が確認できる。加茂湖の金沢屋旅館の対岸には、かき養殖場がある。
 

出典:グーグルマップ


 以下は、新潟県の広報Web、にいがたふるさとレポート【佐渡】から。冬なら牡蠣を存分に頂きたいのだが、来たのは真夏、残念である!

◆にいがたふるさとレポート【佐渡】

  芯まで冷え切るこの季節。あっつあつの食べ物をふぅふぅ言いながら食べるのは本当に至福の瞬間ですよね。そんなときにぴったりなのが、冬限定の味覚の「カキ」です!皆さんにすでにお馴染みのこの食材。


牡蠣の土手焼き


カキを丁寧に殻から外します


牡蠣の土手鍋

 「冬になると一度は食べる」という方も多いかもしれませんね。佐渡のカキは生臭みがなく、口の中ですっと溶けるような上品な味わいが魅力です。

 佐渡では果物の「柿(カキ)」も最高のおいしさを誇りますが、貝の「牡蠣(カキ)」も負けてはいません。「海のミルク」とも言われるほど栄養価も文句なしのカキを食べて、心も体も温まってみませんか?

出典:http://www.pref.niigata.lg.jp/sado_kikaku/1201021243557.html


つづく