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世阿弥と日蓮の足跡をたどる佐渡の旅

両津湊と町並A

青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda
2018年9月18日公開
独立系メディア Media E-wave Tokyo  
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佐渡現地視察総合目次  

  両津港  両津湊の金沢屋旅館  金沢屋展示物@  金沢屋展示物A
  加茂湖  加茂湖と両津湊  両津湊と町並@   両津湊と町並A
  両津湊の食堂・よろこんで    両津湊の鬼太鼓(オンデコ)


 ところで両津湊地区には、東西に四本の道路が通っている。

 以下は加茂湖側にある金沢屋旅館が面する一番幅員が広い通りである。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900

 下は両津湊を走る四本の道路のうち、加茂湖側から見て二本目の道路である。

 この道路は加茂湖側の道路の幅員の半分程度だ。電信柱とアスファルト舗装がなければ江戸時代の町並といってもよい。


撮影:青山一 Nikon Coolpix S9900



撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900
 


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900


 下は上記の加茂湖から二本目の幅員の狭い道に面する古い家。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900



撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900


 下は加茂湖側の一本目の通りから二本目の通りに抜ける途中の狭い路地。暮らしの音や臭いがして、人々の生活の様子が垣間見える。

 まるで東京の下町の根津のようだ。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900


 下は両津湊を走る四本の道路のうち、加茂湖側から見て三本目の道路である。この道路は加茂湖側の道路の幅員とほぼ同じだが、家々は2mほどセットバックしているので広く見える。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900


 下は両津湊を走る四本の道路のうち、加茂湖側から見て最後の四本目の道路である。

 この道路はフェリーに乗り込む大型貨物車なども通る産業道路にもなっており、幅員は一番広い。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900


 両津湊の街並みの大きな特徴は、家が商店街のように道路際まで出ており、他方、隣の家との境界はほとんどない、下町の長屋タイプにある。

 下の地図は、加茂湖側(下)から三本道路が見えるが、いずれの家も、道路際に面しており、細長いいわゆる「ウナギの寝床」タイプ、しかも隣家とはほとんど隙間がない長屋タイプとなっていることがよくわかる。

 全盛期の人口はかなり多かったにも拘わらず、日本海と加茂湖に挟まれた狭い砂州の上なので家を建てられる土地が限られていたこともその理由の一つだと思われる。


出典:グーグルマップ


つづく