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ノルウェー旅行記

オスロ(2)


鷹取 敦

掲載月日:2013年8月18日
 独立系メディア E−wave
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内容目次
1 オスロ(1) ノルウェー民俗博物館・ヴァイキング船博物館・コン・ティキ号博物館    6 ベルゲン(3) ベルゲン水族館・ベルゲンの街・
2 オスロ(2) フラム号博物館・フェリー乗り場・アーケシュフース城・オスロ大学・王宮    7 ベルゲン(4) ベルゲンの街・ローゼンクランツの塔・ホーコン王の館
3 フィヨルド    8 ベルゲン(5) 文化史博物館・フロイエン山
4 ベルゲン(1) ベルゲン到着    9 ノルウェーの物価(1)
5 ベルゲン(2) ベルゲンの街・ハンザ博物館・ブリッゲン旧市街(世界遺産)・ハンザ集会所    10 ノルウェーの物価(2)

 2010年8月にデンマーク・スウェーデンを訪れて以来、久しぶりに北欧を訪れました。今回はノルウェーの首都オスロに入り、列車、船、バスを乗り継ぎフィヨルドを経て世界遺産のある都市ベルゲンへの旅です。

■フラム号博物館

★フラム号博物館のサイト
http://www.frammuseum.no/

 ノルウェー(当時はスウェーデン統治下)の科学者・探検家であるフリチョフ・ナンセンは、北極海における海流の研究において、北極の海流がシベリア北岸からグリーンランドに流れているものと推論しました。これを実証するために水圧で破壊されない丸底の船で流氷とともに漂流すればこの説を実証できるものとしてフラム号を建造し、ノルウェーを出発しました。北極点には到達しなかったものの北極海を横断、3年後に帰国しました。その後、フラム号はアムンセン指揮の南極探検でも使用されています。


●フラム号博物館・フラム号の航路 (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V)


●フラム号博物館・フラム号 (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V)


●フラム号博物館・フラム号の甲板 (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V)


●フラム号博物館・フラム号の船内 (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V)

■フェリー乗り場

 ここにはもう1つ帆船、客船、タンカー等の模型などか展示されている海洋博物館があったのですが、ここには立ち寄らず、フェリー乗り場に向かいました。


●フェリー乗り場 (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V)

 フェリー乗り場から望遠でホルメンコーレンのスキージャンプ台が見えます。このジャンプ台は1952年の冬季五輪でも使用され、その後、世界選手権等のために改修されたものです。


●ホルメンコーレン・ジャンプ台(望遠) (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V)

 フェリー乗り場近くでは、気温十数℃にも関わらず泳いでいる人がいました。短い夏を満喫している、ということでしょうか。


●フェリー乗り場近くで泳ぐ人 (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V)


●帰りのフェリー (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V)

■アーケシュフース城

 アーケシュフース城はホーコン5世王の命によりノルウェーの新首都であるオスロ望遠のために1300年頃に建築されました。1700年代前半にはルネッサンス様式の宮殿に大改築され、1900年代前半に大規模な改修が行われました。その後は、ノルウェー政府が外国政府要人を迎える晩餐会場等として使用されています。(パンフレットより)

 アーケシュフース城に向かう道の途中、城の周辺では、ウェディング姿の新郎新婦の写真撮影があちこちで行われていました。城内の教会でウェディングも行われているようで、見学後に城の外に向かって歩いていると城内に向かう参列者とすれ違いました。


●アーケシュフース城周辺での撮影風景 (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V)

 城の横にはパーキングスペースが多くあり、その一部には電気自動車の充電器が十数基並んでいました。駐車して充電している車の多くは日産自動車や三菱自動車等の日本車でした。


●アーケシュフース城周辺のパーキングスペースでの電気自動車の充電
(撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V)


●アーケシュフース城の外観 (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V)


●アーケシュフース城敷地を見回る衛兵 (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V)


●アーケシュフース城内 (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V)


●アーケシュフース城内 (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V)


●アーケシュフース城内・教会 (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V)


●アーケシュフース城内・クリスチャン4世の間 (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V)


●アーケシュフース城内・ローメリーケの間 (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V)


●アーケシュフース城内・マルグレーテの間 (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V)

■オスロ大学・王宮

 カール・ヨハン通りに戻り、オープンカフェで昼食を取りました。昼食中に雨が降ったので止むのを待って出発し、オスロ大学の前を通り、王宮に向かいました。通りではオスロジャズというイベントが行われており、大勢の人が活き活きとした演奏に聴き入っていました。


●カール・ヨハン通りのジャズイベント (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V)


●カール・ヨハン通りのジャズイベント (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V)

 王宮は1848年に通りの名前にもなっているスウェーデン王のカール・ヨハン14世(ノルウェー王としてはカール・ヨハン3世)の時に建造されたものです。現在はノルウェー国王が居住していて内部は一般には非公開です。


●王宮エントランス (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V)


●遠方からみた王宮 (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V)

 オスロ大学も内部は非公開となっています。1棟は改修工事中となっていますが、国会議事堂と同様、景観に配慮されていて、建物を覆うシートには建物の外観が描かれています。


●オスロ大学 (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V)


●オスロ大学・改修中 (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V)

 オスロ大学前の歩道に刻印された文字は、ノルウェーの詩人・劇作家の詩や戯曲が引用されたアート作品のようです。


●オスロ大学・路上のアート作品 (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V)

 カール・ヨハン通りから離れ駅の方向に向かう途中に1690年代に建築されたノルウェー国教会オスロ監督区の主要教会の1つオスロ大聖堂があります。ノルウェー王室・政府が主要行事に用いています。

★オスロ大聖堂のサイト
http://www.oslodomkirke.no/artikler/1183/oslo-cathedral/


●オスロ大聖堂 (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V)

 オスロ大聖堂の前の広場のマーケットの中で、なんとコカ・コーラのキャンペーンイベントが行われていました。工事中の建物まで景観を配慮しているオスロ市内としては不似合いな光景です。


●オスロ大聖堂前広場のイベント (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V)

 オスロ中心部を移動するのには徒歩で十分なので今回は利用しませんでしたが、市内の交通手段としてはトラムもあります。


●オスロ大聖堂前広場横を走るトラム (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V)

 なお、レンタル自転車も充実しており、利用している観光客を多く見かけました。


●レンタル自転車ステーション (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V)

 国会議事堂の横にあるカフェの2階のテラスで食事をし、駅を経由してホテルに戻りました。食事にかかった費用等については物価についてのまとめで紹介します。


●国会議事堂横のカフェ2階テラスからみた議事堂前広場
(撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V)

つづく