ノルウェー旅行記 ベルゲン(1) 鷹取 敦 掲載月日:2013年8月18日
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2010年8月にデンマーク・スウェーデンを訪れて以来、久しぶりに北欧を訪れました。今回はノルウェーの首都オスロに入り、列車、船、バスを乗り継ぎフィヨルドを経て世界遺産のある都市ベルゲンへの旅です。 ■ベルゲン到着20:54ベルゲン駅に到着しました。シンプルかつ歴史的な風情のある駅舎です。ベルゲンは人口約27万人、周辺を含めたベルゲン都市圏は39万人を越えており、日本では中規模の都市に相当する人口です。オスロよりわずかに北の北緯60度23分に位置し、オスロと同様、北大西洋海流(暖流)が比較的温暖な気候をもたらし、気温もオスロと同程度です。 大きな地図で見る 大きな地図で見る 1020〜1030年代には交易地としての集落が形成され12〜13世紀には首都として栄えます。13世紀末にはハンザ同盟の在外4大拠点の1つになり現在のブリッゲン地区の旧市街(世界遺産)を形成しました。19世紀半ばにオスロに抜かれるまではノルウェー最大の都市でした。 ベルゲンは雨が多い都市で1年の3分の2は雨が降っています。滞在中も半分くらい雨が降っていました。 ●ベルゲン駅 (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V) ●ベルゲン駅 (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V) ●ベルゲン駅の外観 (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V) 駅から市中心部に向かう道です。時間が遅いので全て閉まっていますが、きれいな街並みです。 ●ベルゲン駅から中心部へ向かう道 (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V) 大きな通り(オールセインツ通り)に出ると無機質な現代風のビルが並んでいます。ベルゲンは第二次世界大戦の際に大きな爆発で建物が破壊されたり火事で焼失し、戦後、当局の意向により一部で街並みの近代化されたため、歴史的な建物と近代的な無機質なビルが混在している地域があります。 ●ベルゲン駅から中心部へ向かう道 (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V) ●ベルゲン駅から中心部へ向かう道 (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V) ●奥に見えるのが魚市場とブリッゲン地区(世界遺産) (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V) ●トルガルメンニングン通り(聖ヨハネ教会と港をつなぐ大通り) (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V) 港に面した魚市場には魚介類を売っている屋台が並んでいます。買って帰ることもできるし、その場で調理されたものを屋外のテーブルで食べることもできます。ここに到着したのが21時過ぎですが、写真のようにまだ夕方の明るさです。 ●魚市場 (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V) 夕食はこのような屋台の1つで甘エビとサーモンとビールを購入して、その場でいただきました。テーブルは写真にあるように簡素なもので、風が吹いて寒い中でしたが、港の向こうに沈む夕日を眺めながら食べる新鮮な魚貝はなかなかのものでした。 ●魚市場 (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V) ●魚市場 (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V) ●魚市場 (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V) 水平線に日が沈んだ後の港の風景です。このあと22時すぎにホテルにチェックインした後もまだ外は明るく、部屋の窓からフロイエン山の展望台が見えました。 ●魚市場からみる港町 (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V) ●魚市場からみるブリッゲン(世界遺産) (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V) チェックインした直後、ホテルの部屋の中の空間線量率を確認したところ0.13μSv/h。オスロとほぼ同レベルでした。 つづく |