|
|
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2016年2月 現地ブロック案内 ヴェスヴィオ総合メニュー 用語集 本稿の解説文は、現地調査に基づく解説、写真撮影に加え、Wikipediaのイタリア語版を中心に英語版からの翻訳及び日本語版を使用しています。また写真は現地撮影分以外にWikimedlia Commons、さらに地図はグーグルマップ、グーグルストリートビューを使用しています。その他の引用に際しては、その都度引用名をつけています。 ブロック V I 中央公衆浴場1 中央公衆浴場2 男性浴場 女性浴場 グランド・タベルナ1 黒いホールの家1 黒いホールの家2 鍛冶屋の作業場 二つのアトリウムの家1 二つのアトリウムの家2 トスカーナ列柱の家1 トスカーナ列柱の家2 ◆中央中央公衆浴場(テルマエ) (インスVI、1、4-10) Terme Centrali(伊)、Central Thermae(英) Source1:Herculaneeum, Oplontis Civilization, Art and History Source2:AD79eruption - Google Sites Source3:Teiichi Aoyama and Komichi Ikeda, Tokyo Japan a. 男性浴場への入り口 2.トイレ A.Apodyterium 男性浴場の更衣/脱衣室 B.Frigidarium 男性浴場用の冷水風呂の部屋(古代ローマの公衆浴場で熱い風 呂を楽しんだ後 に入る大きな冷水のプールがある部屋) C. Tepidarium 男性浴場の微温湯浴室(古代ローマの浴場では入浴前の準備を する部屋として用いられていた、暖められたオープン・スペース。今日のテ ピダリウムは通常、トリートメント前後にくつろぐための寝椅子などの家具 を備えている。) D.Calidarium 男性用の最も高温な浴室。(古代ローマ人は解毒のために非常 に熱い湯につかっていた。今日のカルダリウムは熱湯のプールではないかも しれないが、蒸気熱の解毒作用を利用したものである。) d パレストラ(待合せ場所) 7. Paraestraへの入り口(レスラーや他の運動選手のトレーニングに使用された、 古代ギリシャかローマの公共の場) i. 女性浴場への入り口 E. Vestibule 女性浴場の玄関ホール F.Apodyterium 女性浴場の更衣室 G. Tepidarium 女性浴場の微温湯浴室 H. Calidarium 女性用最も高温な浴室 I. Apolyterium of palaestra 運動場のための更衣室 L. Spheristerion 球戯場 M/N. 球戯場に付属する部屋 9. Ostiary Cella 門番の部屋 k.Entrance to "praefurnium" 炉への入り口 O. 井戸と水の塔 p. 3段階の温度の湯を提供する炉 注)アポディテリウム(脱衣場)、フリギダリウム(低温の風呂)、 カリダリウム(高温の風呂)テピダリウム(中温の風呂) 女性用の浴場の入口は(l ) で、そこを入ると玄関ホール (m) があり脱衣室 (H) に続いている。男性用の脱衣室と同様に壁に沿って座席 (pulvinus, gradus) がある。脱衣室内に水風呂 (J) があり、男性用のフリギダリウムに相当するがずっと小さい。脱衣室から水風呂に向かって下っていく4段の階段がある。 脱衣室の入り口と反対側のドアを通ると、そこがテピダリウム (G) で、さらにそこからカルダリウム (F) に行けるようになっている。カルダリウムの端に熱いお湯をはった浴槽があり、別の端に冷たい水をはった labrum がある。男性用と同様、ハイポコーストで部屋全体が熱せられている。テピダリウムには男性用テピダリウムにあったような火鉢はないが、ハイポコーストで部屋が温められていた。 参照:House of the Skeleton - AD79eruption - Google Sites 参照:AD79eruption - Google Sites 凡例: a,b 男性用入り口、c 男性用ラトリン、d パレストラ(待合せ場所)、 e 男性用浴室、i カルダリウム(高温浴室)、h テピダリウム(微温浴室) l 女性用入り口、o カルダリウム(高温浴室)、p 女性用浴室 j サービスエリア、k 同入口、 . 女性用風呂 女性風呂は、より小さく、あまり精巧ではありませんが、男性よりもさらに良い状態で生き残っています。カルドIVに独自の入り口(l)を持つ待合室の前に、これらのお風呂は、エレガントな海洋モザイクフロアを持つ赤と白で飾られたアポジテリウム(写真右)、テピダリウム(下と右下)で再び赤と白で装飾されたアポジテリウム(写真右)で構成され、最後に右の円形の床と右の円形の床を持つカルダリウム(o)。 カルダリウム(上の写真)は、かつてラブラム(バーボンによって取り除かれた)を保持していたスタッコで飾られたアプセ(写真左)の上の南側の窓によって点灯しました。部屋の反対側には、熱い入浴のための大きな長方形のタンクがあります。この部屋では、黄色の壁の装飾は、部屋の周囲を覆う大理石の台座によって強化されました。部屋はモザイクの床を持っていましたが、これは悲しいことに失われています。 建物の後ろには、サービスエリア(j)、井戸、水を加熱し、男性と女性の両方の風呂の壁を循環する熱気を提供するためのボイラー付きのプラフルニウムがあります。 (付随するプランの青い色のサービスエリアは、カルドIVに独自の入り口(k)を持っていました。 女性浴場 女性用テピダリウム(温浴場)の床にあるモザイク画で、幾何学模様が描かれています。仏教圏でお馴染みの卍が繰り返すパターンは、洋の東西を問わず古代の宗教的シンボルでした 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2016年2月 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2016年2月 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2016年2月 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2016年2月 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2016年2月 Source:Greg Hespe, Googl Map Street View Source:Greg Hespe, Googl Map Street View 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2016年2月 女性用浴場(中央浴場)床のモザイク画 Source: WikimediaCommons CC BY-SA 4.0, Link |