■日本ロマンチック街道とは 今年のゴールデンウィークは、東は長野県上田市、西は栃木県宇都宮市に至る通称、<日本ロマンチック街道>沿いの上信越のまちの春を感じることを目標とした。 日本ロマンチック街道は西から上田市、東御市、小諸市、御代田町、軽井沢町、嬬恋村、長野原町、草津町、六合村、東吾妻町、中之条町、渋川市、高山村、沼田市、昭和村、みなかみ町、川場村、片品村、日光市、鹿沼市、宇都宮市が対象となっている。 このロマンチック街道には、上信越高原国立公園、尾瀬国立公園、日光国立公園と日本を代表する3つの国立公園が東西に横たわっている。 太字は今回実際にでかけたまちである。草津、日光、宇都宮を残し、日本ロマンチック街道に含まれる15の市町村を訪問し、「春」を感じることが出来た。 |
■2009年5月5日(火) 花曇り
●春の川場村に遠征
朝食は前日のみそ汁でおじやをつくる。
当初予定の黒斑山や四阿山は天気がよくないので止める。群馬東端の川場村と片品村に行くこととする。
天気がわるいと、せっかく頂上にいっても、壮大な浅間山の顔が見えないからだ。
私達の別荘から片品村までは、嬬恋村→長野原町→東吾妻町→中之条町→高山町→水上町→沼田市→川場村→片品村と何と何と9つの市町村を走ることになる。
私達は何度か別荘から東京に帰る際に、中之条町まで車で通っている。また猿ヶ京温泉や谷川岳に行くとき、水上町や沼田市を通過しているが、川場村と片品村ははじめてだ。
下の写真は東吾妻町で行われている八ツ場ダム関連の一台橋梁工事である。
撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10 2009.5.5
下の写真はお城のような形をした岩櫃温泉の旅館である。
撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10 2009.5.5
下は東吾妻町の岩櫃山である。この山は見ての通りの100-200mの岸壁をもつ奇岩からなっている。頂上まで登山が可能で頂上からは秀逸な景観が楽しめるという。
撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10 2009.5.5
下は中之条町で出会った看板。中之条町にある有名な四万温泉(しまおんせん)とひなびた秘境にある沢渡温泉の看板だ。
撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10 2009.5.4
途中みなかみ町を通過する。沿道には下のような日本ロマンチック街道の標識があった。
みなかみ町からは、天気が良ければ下の写真のようなすばらしい自然景観が見えるはずだ。下はみなかみ町で撮影した谷川岳の山々。
2008年12月にみなかみ町で撮影した谷川岳
撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10 2008.12
2008年12月にみなかみ町で撮影した谷川岳
撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10 2008.12
やっとのことで当面の目的地である川場村に到着した。
川場村の道の駅で一休みする。
この川場村は古い歴史と文化に支えられた村で、明治22年の市制町村制の施行に伴い現在の川場村が誕生している。村全体の83%が山林で占められており、群馬県の北部、武尊山の南麓に位置する小さな農村である。
出典:日本ロマンチック街道パンフレット
川場の名の通り、村内には置き武尊からおちる本沢、尾根、前山から落ちてくる無数の沢があつまって川となり、薄根川、桜川、溝又川、田沢川など、多くの川が流れている。
この川場村には電車(鉄道)も国道も一切無い。そこには豊かな自然、純朴な田園風景が広がっている。
池田は、川場村には以前、講演を頼まれて来たことがあった。沼田駅まで主催者に迎えに来てもらったことを思い出した。そして川場村の道の駅のでは名物のお蕎麦やアップルパイ、ハム・ソーセージ類などがとても美味しかったことも思い出した。
地場の野菜や農産物、食品はどれも売れ行き上々、売店はとてもにぎわっていた。今回、偶然、また訪れることができ懐かしく、さっそく山ウドや牛乳、ベーコン、アップルパイなどを買い求めた。
川場村の「道の駅」はすごくにぎわっている。なんでも道の駅のコンテストで連続一位に輝いているとか。野菜などを少し買い求めた。
撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10 2009.5.5
撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10 2009.5.5
撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10 2009.5.5
せっかくここまできたので、尾瀬がある群馬県最東端の片品村をめざす。
天気がよいと片品村の尾瀬ヶ原では下のような景観が眼前に展開する!
今年のGWは、後半が天気が悪く残念無念だ。
出典:日本ロマンチック街道パンフレット
続く