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隠れた桜の名所 池上本門寺 総目次
◆長栄堂 仁王門の斜め前に長栄堂があります。長栄堂は、日蓮聖人が佐渡配流中に、守護神となった長栄大威徳天を祀っている堂です。 撮影 池田こみち Nikon Coolpix S9900 2016-4-6
下の写真は4月6日のものですが、訪問時は祈祷の最中でした。 撮影 青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2016-4-6 <日朝堂の概説> ここに祀られる日朝は身延山11世で、61歳の時に失明したが後に視力を回復したことから、眼病平癒、学業成就の利益があるとされています。 以前はここで境内に居る鳩の餌を販売していましたが、現在は東京都の指導により販売中止しています。 撮影 青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2016-4-6 撮影 池田こみち Nikon Coolpix S9900 2016-4-6 長栄稲荷社。鐘楼の下にあります。新編武蔵風土記には「相傳ふ昔この稲荷日蓮上人に従ひてこの地にうつりしよりこのかた、山内を守る故に長栄と號す」、寛延元年正一位に任ずとあります。 撮影 青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2016-4-6 長栄堂には長栄大威徳天が祀られています。 この尊神は、宗祖が佐渡流罪のおり、塚原三昧堂で法華経読誦三昧に日々を送られていましたが、その時影現した白髪の翁であり、そののち、一生涯宗祖を保護し、神変不思議の通力を現わし給うた善神だと伝えられています。 とりわけ、防火除盗、海上安全の守護をせんと誓い奉った善神だとも言われており、宗祖が当山で入滅の際、「我入滅の後は永く此山に留て守護神となり、末法万年の末までも我を守護せるが如く、法華経の信者行者をば守護し給へ、山を長栄と称すれば、長栄大威徳天と号すべし」と、宗祖自ら勧請された尊神とされています。 これは明治26年(1893)、朽廃したお堂の再建時に配布された縁起です。 出典: 池上本門寺百年史 (昭和56年刊行) 下は長栄堂で行われていた祈祷の模様を動画にしたものです。 動画撮影 青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2016-4-6 つづく |