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秦始皇帝・兵馬俑・博物院概要(百度百科10)

西安
(Xi'an、中国)

青山貞一 Teiichi Aoyama  池田こみち Komichi Ikeda 共編
掲載月日:2015年1月22日 更新:2019年4月~6月
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 次は秦始皇帝陵博物院の展示物を紹介する百度百科10です。

◆秦始皇帝陵博物院  百度百科10

【28】秦時代の楽府の鈴


出典:中国百度百科 秦始皇帝陵博物院

 秦時代の青銅器で、高さは13.30cm、1976年に秦の始皇帝陵園西側の内外城垣の間の宦官の遺跡から発掘されました。鼻型紐をつけ、鈴の上には金の象嵌で蟠螭文(ばんちもん)や流雲紋、象嵌の雲紋、陽線雲雷紋などの飾りが施されています。

 紐の部分には「楽府」という二字が刻まれており、これは、秦時代に既に楽府が成立していたことの証明でもあります。鳴らしてみると、鈴の音は清らかに心地よく、音調は正確で鈴の音階はC調であることがわかりました。楽譜は皇帝一家の典礼や祭祀の時に音楽を管理する官庁でした。秦の始皇帝陵博物院に収蔵されています。

 注)楽府  白水社中国語辞典
  各地の民間の詩歌・楽曲を採集した漢代の音楽をつかさどる役所


【29】秦時代の青銅の白鳥(スワン)


出典:中国百度百科 秦始皇帝陵博物院

 秦時代の青銅器で、高さは39.50cm、(口から尾までの)長さは91.50cmあり、秦の始皇帝陵K0007陪葬坑から出土しました。青銅の水鳥は秦時代の最初の考古学的発見で、これは、秦の始皇帝陵の文化が内包する重大な学術的価値を持つもので有ると高く評価されています。秦の始皇帝陵博物院に収蔵されています。


【30】秦時代の青銅の鶴


出典:中国百度百科 秦始皇帝陵博物院

 秦時代の青銅器で、高さは77.50cm、長さは101cm、秦の始皇帝陵K0007陪葬坑から出土しました。向かい合う透かしのある雲紋の踏み板の上に立っている姿です。長い首を下に伸ばして地面から餌をついばんでいる様子です。嘴には、銅製の虫のようなものを咥えています。翼の羽毛は尾の部分で垂れ下がっています。

 足の爪は細長く、爪は踏み板と一体に作られています。鶴の体は背が高く大きく、本物に逼迫する造形です。鶴の様子は非常に写実的に水中をのぞき込み、水面から区尖った嘴で虫を咥えた瞬間をとらえています。

 体の上には僅かに白い塗料が残っています。銅製の鶴など青銅の水鳥は秦の始皇帝陵園の中の他の陪葬品にも見られ、これは宮廷の御苑であることを象徴しています。秦の始皇帝陵博物院に収蔵されています。


【31】秦時代の銅権(重り)


出典:中国百度百科 秦始皇帝陵博物院

 秦時代の青銅器、高さ7.3cm、幅3.9cm、底の直径は5.4cmで、秦の始皇帝陵園外城垣西側の宦官遺跡から出土しました。銅権は17面あり、内部は空洞で、表面には銘文が刻まれています。陵園西側内外城の間の宦官遺跡内から3枚の銅剣が出土しました。

 これらはすべて、秦王朝二世時代に鋳造された物で、それぞれ重量が異なります。その一つはかなり腐食していて、土の錆を綺麗に取り除くことが出来ませんでした。重さは325グラム、その他の二つはそれぞれ主さが254.6グラムと256グラムで僅か1.4グラムの差しかなく、かなり近い重さです。

 この重量が概ね秦時代の1キログラム(1斤)に相当します。重りには文章が刻まれており、その内容は秦王政26年と秦王朝二世元年の統一度量衡のそれぞれの詔文(命令文)となっています。秦権は、まさに秦王朝が全国統一貨幣、度量、文字などの制度を統一したことの物証と言えます。秦の始皇帝陵博物院に収蔵されています。


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