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秦始皇帝・兵馬俑・博物院概要(百度百科3)

西安
(Xi'an、中国)

青山貞一 Teiichi Aoyama  池田こみち Komichi Ikeda 共編
掲載月日:2015年1月22日 更新:2019年4月~6月
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 次は秦始皇帝陵博物院の展示物を紹介する百度百科3です。

◆秦始皇帝陵博物院  百度百科3

■館内収蔵品について

【1】秦時代の青銅製甬鐘



出典:中国百度百科 秦始皇帝陵博物院

 高さ27.10cm、長さは8.70cm、直径は3.95cmで、真の兵馬俑第一号坑から出土しました。長い甬の中は空洞です。甬の中央部には筋が一本あります。半環状に作成されており、鉦の間の装飾は蟠螭文(ばんちもん)で、内側の壁は光っているものが、製作上の規格となっていました。

 甬鐘は兵馬俑一号坑の指揮車の上から、ほぼ完全な形の鼓と青銅製の甬鐘が一緒に発見されました。これは司令官が金を掌握し、戦争の指揮作戦のをとるために鼓を用いていたことを示すものです。青銅製の甬鐘は秦時代の軍隊組織や軍事制度を反映していました。秦の始皇帝陵博物院に収蔵されています。

 注)甬(よう)コトバンクより
  中国鐘には鐘身の裾がヨーロッパのベルのように開き,波状などに作るものが
  ある。また朝鮮鐘は袈裟襷がなく,鈕の竜頭(りゆうず)後方に装飾的な筒(旗挿
  または甬(よう))を付すものが多い。

 注)甬鐘(ようしょう)
  甬鐘は鐘の上部に甬と呼ばれる棒状の重りを有している。この鐘は甬の根本の部
  分で吊り下げる構造となっており,傾いた位置で安定するように設計されている。
  甬鐘の表面には,竜や雲,渦巻き模様などが施されている。45個の甬鐘のうち33
  個の表面には枚と呼ばれる突起物が1個当たり36個配置されている。甬鐘は枚の
  形状により二っのタイプに分けられている。また,鐘の肉厚は一定ではなく,側鼓に
  対応する内面の4か所が隆起している。
  出典:古代中国の編鐘の音響と構造について、西口磯春、内藤孝敏
   日本恩経学会誌54巻9号(1998)PP.671-677 より抜粋
   https://www.jstage.jst.go.jp/article/jasj/54/9/54_KJ00001451105/_pdf
 
 注)鉦(しょう) コトバンクより
  中国・日本・東南アジアなどで用いられる打楽器。銅または銅合金製の平たい円
  盤状。撞木(しゅもく)や桴(ばち)で打つ。日本には雅楽用の鉦鼓(しょうこ)、下
  座音楽や祭礼囃子(ばやし)用の摺鉦(すりがね)(叩(たた)き鉦)、念仏踊りやご
  詠歌に用いる伏鉦(ふせがね)などがある。かね。

 注)蟠螭文(ばんちもん)
  中国,殷・周~戦国時代の銅器や銅鏡に用いられた文様。蟠は「わだかまる」,
  螭(みずち)は角のない若い竜の意で,互いにからみ合うさまを表す。夔竜文の
  一つの変形文様。
  中国古代の青銅器に飾られた文様の一つ。数匹の竜の形をした獣文が,その細い
  蛇のような胴体をくねらせて,からみ合わさった図案で,西周時代後期にあらわれ,
  春秋戦国時代に盛行した。


2】青銅製の鏃(やじり)


出典:中国百度百科 秦始皇帝陵博物院

 長さは16.50~20.00cmで、秦の兵馬俑1号坑から出土しました。秦の兵馬俑坑から出土した金属製の鏃は役4万点にも及び、おおよそ、小型のものと大型の青銅製鏃に区分されます。大型の青銅製鏃は長く、首の部分は特に大きく三角錐の形をしていて、鋌(てい:握る部分?)は、円柱形をしています。

 小型の青銅製鏃は大量に発見されており、首は三角錐、鋌は円筒状か三角柱となっています。鏃の首の部分と鋌の部分は鋳物で一体的に接続するため、其の切り口は非常にはっきりしています。


【3】青銅製の戟(げき、ほこ)


出典:中国百度百科 秦始皇帝陵博物院

 戈の部分の長さは26.70cm、戈を匂わせる横に突き出た刃(援)の長さは16.40cm、刃が手元に向かって湾曲した(胡)の長さは12.80cm、茎(なかご)に当たる「内」の部分は10.00cmで、全体を通しての矛の長さは17.5cmとなっており、秦の兵馬俑一号坑から出土しました。戟は戈に相当し、矛と組み合わさって、引っかけて刺すための道具を兼ねています。秦の始皇帝陵博物院に収蔵されています。

 注)戈(カ、ほこ) Wikipediaより
  「ほこ」の和訓を与えられている字には「矛」もあるが、「矛」では金属製の
  穂先を槍と同様に柄と水平に取り付けるのに対し、「戈」では穂先を柄の先端に
  垂直に取り付け、前後に刃を備える。


秦始皇帝博物院(百度百科4)へつづく