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現地調査3日目の2011年12月27日は、調査の最終日、会津若松市を南下し南会津に向かう。その後、那須塩原、矢板を経由し東京に戻る予定だ。 下の地図は会津若松市から県道118号線、県道121号線で下郷町に向かうルートを示している。途中、大川ダム、大内宿などがあるが、何しろこの日は雪でほとんど何も見えなかった(笑い)。 会津若松市から下郷町まで県道118号線から県道121号線で向かうルート 出典:マピオン 12月27日は、前日に続き、午前中は雪が舞っていた。車の窓の左を見ても、右を見ても雪ばかりだ。 会津若松市東山温泉から下郷町に向かう途中の雪景色 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2011.12.276 道路の右端にあるのは風よけと雪よけのフェンス。一般道の至るところにある。おそらく横風と吹雪、ブリザードよけだろう! 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2011.12.27 下の写真にあるように、何しろ道路は雪だらけ。南会津に向かう途中の一般道路は、除雪もほどんどなく、交通量もないため、路面も真っ白である。 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2011.12.27 私たちは外国の寒冷地、たとえばカナダのバンフや真冬のバルト三国、ポーランド、フィンランドなどをレンタカーで走ったが、南会津までの道のりはまさにカナダ・アルバータ州のトランスカナダ一号線あるいはリトアニアからラトビア、エストニアに向かう道路そっくりだった。両側の樹木も結構、針葉樹が多いのが特徴だ。 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2011.12.27 118号線でやっと大川ダム近くまで来る。福島県も有力土建議員が多いせいか、そこいら中にダムがある。 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2011.12.27 左の橋を越えて行くと福島県白河市に行く。私たちは南に直進する。 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2011.12.27 下郷町に入って少し行くと、左が南会津、右が大内宿の分岐点にでる。天気が良ければ大内宿に立ち寄りたいが、何しろ大雪なので南会津に向かうため左折する。途中、下郷町あたりは路面が雪で覆われどこを走っているのかさえ分からない場所もあった。 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2011.12.27 下は大内宿近くの道路。まさにカナダかバルト三国で見た雪景色である! 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2011.12.27 せっかくなので、道の駅やホテルなどで写した大内宿の情報を紹介しよう!
欧州などでは、Old town、旧市街といって中世の古い町並をそっくり残すことで、世界遺産に登録されるなど、古さが観光資源となってまちが復活する例も多くある。建築物だけでなく、生活、食べ物などの文化も復元することで他のないまちづくりとなるだろう! 下郷町の大内宿や東御市の海野宿などもそうなって欲しいものだ。 下のポスターを見ると、雪まつりがあり、時代風俗仮装大会はじめ、真冬は真冬で行事がある。 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2011.12.27 下は秋の大内宿である。紅葉とかやぶき屋根の町並みがうまくマッチして美しい。 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2011.12.27 一方、下は初夏の大内宿だ。新緑とかやぶき屋根の家並みがすばらしくマッチしている。私たちがよく行く、群馬県の薬師温泉にある「かやぶきの郷」を思い起こす! 現在残っている江戸時代の宿場はどこもすばらしいが、大内宿は、まさに欧州の旧市街そのままに、町並みと建物、食べ物、農耕具などが残されている。 初夏の大内宿 出典:Wikipedia 初夏の大内宿 出典:Wikipedia 以下はWikipediaによる大内宿とその周辺地域の地形、地勢、気象だ。
ぜひ、今年の初夏にでも福島県内放射線調査の一環として、ぜひ、大内宿に来てみたい。 つづく |