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前半 後半 全体 ■2009年3月8日 終日ワルシャワ視察 朝起き、ホテルの窓から外を見ると下の写真のように真っ白だ。雪がこんこんと降っている。 ホテルの窓から見た雪のワルシャワ市内 撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10 2009.3.8 ・午前6時30分、ホテルでバイキング形式の朝食をとる。 ホテルはアメリカンスタイルのホテルだ。 朝食はバイキング形式で種類は多く、その中にはニシンの 酢漬まであった。 アムステルダムの空港で見本で食べたチーズがすごくうまかったが、このホテルのチーズ類もすごくおいしい。 午前8時にホテルを出てワルシャワ中央駅までの約900mを歩く。 雪は霙(みぞれ)になったが、気温0度から1度、徒歩でホテルからワルシャワ中央駅へ行く。 ホテルの近くの車は積雪で真っ白 ワルシャワ中央駅に近づくと、下の写真にある文化科学宮が見えてくる。 このいかめしい権威主義的?な高層ビルは、ソビエト時代のスターリンから贈られた超高層ビルだ。 この超高層ビルは、ワルシャワ市民から「ソビエトの建てたワルシャワの墓石」などと酷評されているものだ。地上30階、124mの回廊が展望台として開放されている。 実はロシアのモスクワにこれに類似したビルが7つある。なかでも最も巨大なビルがモスクワ大学のビルダ。7つのビルは7姉妹と呼ばれている。 時間が早いのと、何しろみぞれが降っていたこともあり、上まで登らなかったが、天気が良ければワルシャワが一望できるという。
撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10 2009.3.8
中央駅は地下にある。ここで翌日行くクラクフまでの切符を購入する。下に中央駅の切符売り場を背に立つ筆者の写真があるが、外は何しろ厳寒なので、いつになくマフラー、手袋、厚手のコート、ズボン下などで完全防備し、フクラスズメみたいになっている(笑い)。 ワルシャワ中央駅の切符売り場を背に立つ筆者 撮影:池田こみち Nikon Cool Pix S10 2009.3.8 ところで窓口では何しろ英語がまったく通じない。そこで筆談となる。 行き先、月日、予定時間(午前など)、人数などを紙に書き渡すと、調べて複数案について料金を含め返してくる。 私達が買った切符は3月9日、午前8時15分、ワルシャワ中央駅発、クラクフ行き特急の2等(指定席)である。到着時間は午前11時過ぎである。料金は一人当たり92zl(2800円程度)である。 ポーランドの長距離列車は大部分が指定席なので、たとえ2等であっても事前に指定席切符をとっておかなければならない。事実、私達が翌日のったクラクフ行きの特急列車の指定席は満員だった。 つづく |