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みなさま 青山貞一、池田こみちです。 2/20−2/25の予定で予備的な現地調査を行ってきましたオーストラリアのタスマニアについての論考が16本ができました。以下に公開します。 ●特集:地球「最後の楽園」タスマニア現地予備調査報告! http://eritokyo.jp/independent/aoyama-tas001..html ◆青山貞一・池田こみち:地球「最後の楽園」 タスマニア@全体概要 ◆青山貞一・池田こみち:地球「最後の楽園」 タスマニアA州都ホバート ◆青山貞一・池田こみち:地球「最後の楽園」 タスマニアB北部ロンセストンへ ◆青山貞一・池田こみち:地球「最後の楽園」 タスマニアCタスマニア動物園 1 ◆青山貞一・池田こみち:地球「最後の楽園」 タスマニアDタスマニア動物園 2 ◆青山貞一・池田こみち:地球「最後の楽園」 タスマニアEタマール川と渓谷 ◆青山貞一・池田こみち:地球「最後の楽園」 タスマニアF中北部大自然 ◆青山貞一・池田こみち:地球「最後の楽園」 タスマニアGグレートレーク ◆青山貞一・池田こみち:地球「最後の楽園」 タスマニアH376人の村ボスウェル ◆青山貞一・池田こみち:地球「最後の楽園」 タスマニアI森林大伐採の元凶 ◆青山貞一・池田こみち:地球「最後の楽園」 タスマニアJポートアーサー刑務所 ◆青山貞一・池田こみち:地球「最後の楽園」 タスマニアKデビル保護公園 ◆青山貞一・池田こみち:地球「最後の楽園」 タスマニアL希有な自然海浜 ◆青山貞一・池田こみち:地球「最後の楽園」 タスマニアMオポッサムベイ ◆青山貞一・池田こみち:補遺 シドニーNウォータフロント ◆青山貞一・池田こみち:補遺 シドニーOハイドパーク 30年前から一度でかけてみたかったオーストラリアのタスマニアに魅せられ、この2月下旬、自分の大学退任記念そして予備調査と位置づけでかけました。 行き帰りともLCCの飛行便接続が悪く、都合3日間半を飛行機移動とトランジットに使い、現地滞在時間が非常に限られました。 とはいえ、野生生物最後の楽園とも言われるタスマニアの自然と野生生物に接することが出来ました。 この州(島)は、北海道の80%程度の面積に50万人弱しか人がいないことから分かるように、あらゆる場面で手つかずの大自然があると思っていました。 しかし約30年前、にタスマニア大学に留学した友人が、当時現地から報告してきたことで分かったように、その手つかずの自然の多くを日本人が使う紙、とりわけ新聞紙用パルプチップを得るために信じられないほどの森林を伐採し(主にユーカリ)、日本に輸出していることが分かりました! 日本はカナダからもバージンパルプを大量に輸入しひんしゅくを買っていますが、あまり知られないタスマニアの森林の多くを大伐採させそれを新聞などの紙の原料として使い続けていることを確かめました。すさまじい情景でした。 私は別の理由から一切新聞をとっていませんが、発行部数が2500万部もあるという日本の新聞のために、地球最後の有袋類の楽園、タスマニアの自然がこれ以上壊されるのを見過ごすわけには行きません! 他方、残されたタスマニアの大自然には、世界でここにしか生息しない(世界でここにだけ残った、オーストラリア本土でも絶滅した)野生生物、とりわけ絶滅危惧種のデビルの名に反し、愛らしいタスマニア・デビルが数を大幅に減らしながらも生息しています。 肉食系有袋類で最大規模(とは行っても子猫ほど)の絶滅危惧種のタスマニアデビルを保護するため、タスマニアには多くの保護センターや民間の動物園があり、日夜その保護の努めています。その一つを訪問し、3頭の子供のデビルを「現地取材」してきました。 デビルをさわる池田さんの嬉しそうな顔に注目ください! 膨大な写真とビデオをとりましたが、今回公表するのはその一部となります。 そのタスマニアですが、歴地と文化の観点からは、ご承知のようにオーストラリアは、英国の政治犯、刑事犯の流刑囚人の行き着く地の果てとされてきました。 その名残がポートアーサーに世界遺産として残されているなど非常に興味深いものがありました。これは帰りにトランジットで立ち寄った日本人観光客の一大メッカとなっているシドニーにもあります。 ◆本格現地調査団員募集について! 日本とオーストラリアを繋ぐLCCが、私たち帰国後に信じられないほど格安となりました。また3日半近く移動にかかった往復時間が大幅に短縮されました。 そんなこともあり、気候が温暖でLCCやホテルが廉価な季節に本格的現地調査を「タスマニア」に限定し敢行したいと考えております。 ブログを読まれ、もし私たちに同行を希望される方がおりましたら以下の前提条件をご覧になった上でご一報ください。 1)滞在期間はタスマニアに最低5日間、できれば1週間 したがって日程としては最低1週間、できれば10日間 2)できるだけ車の運転に自信がおありの方。 3)2)の方の場合、国際運転免許をご自身で取得される方。 4)野生生物の保護、とくに有袋類に強い関心をお持ちの方 5)観光ではなく現地調査に主体的に関わりたい方 帰国後、各種報告を共同で執筆可能な方 6)必要経費は完全実費となります。 往復航空旅費、ビザ代(1500円)、現地レンタカー 費用、同ガソリン代、ホテル代(2人一部屋)、各種施設 入園料、食事代などです。本格LCCの搭乗で航空運賃が 非常に廉価となりましたが、燃料サーチャージがあります。 7)現地調査団員は、移動手段などの関係から青山、池田を 含め6名 以上です。2)、3)は必須ではありません。 |