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2012年2月20日から25日、オーストラリア南端にあるタスマニア島(Tasmania State)に現地調査の予備調査で訪問した。 5. 四日目午後 シドニー 5-1 ひさびさのシドニー オーストラリア最終日の2012年2月24日の午後、私たちはシドニー国内空港に到着した。あらかじめ国内空港すぐそばのエアポートホテルに予約していたこともあり、荷物もあるのでタクシーでホテルに行く。 ホテルで、「ここからシドニーのダウンタウンのウォーターフロントに行くにはどうすればよいか?」と聞く。ホテルの裏の道を走っている路線バスで行けることが分かる。 そこで住宅地を歩いてボタニーベイシティーのバス停まで行く。 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012.2.24 10分ほど歩くと、ボタニーベイシティーの看板が見えてくる。そしてバス停で309番のバスに乗る。シドニーのウォーターフロントへは309,310などのバスが行く。 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012.2.24 行きも帰りもバスの中で切符を買ったが、何と行きは下の写真にあるようにわずか1.7壕ドル(145円)だったが、帰りはなぜか3.4壕ドル(289円)だった。帰りの運転手に聞くと、バス内で買うと高くなるとのことだが、行きもバス内で切符を買っていた。変である! 行きも帰りもバスの中で切符を買ったが 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012.2.24 下が空港があるボタニーからシドニーのダウンタウンまでの地図である。バスは下から上に約10kmの距離を走る。それほど激しい渋滞がないが、やはりダウンタウンが近づくと信号も多くなり、車も人も混雑してくる。 グーグルマップから作成 そうこうしているうちにシドニータワーが見え、下のような摩天楼のビルが見えてくる。 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012.2.24 さてシドニーだが、人口規模は現在、433万人である。タスマニア州全体の10倍もある。タスマニアからシドニーに来ると、北海道の知床から東京の新宿に来たようなものだ。 今回はタスマニアにLCCで行くため、どうしてもシドニーを経由しなければならず半日だけ滞在することになった。 私たち60年以上東京に住んでいるので、シドニーのような大都市には何ら驚きも、さして魅力も感じないが、逆にタスマニアのような地域には大いに魅力も可能性を感じてしまう。 一方、タスマニアでは日本人にひとりもあわなかったが、シドニーでは日本人だらけだ。それも学生や若者が多い。本来、若者こそ、シドニーではなく、タスマニアに行って欲しいと思うのは私たちだけであろうか? とはいえ、せっかく来たこともあり、最新のシドニーのダウンタウンを歩いて見て回る。
シドニーの歴史をWikipedeiaから見てみよう。
最終バス停から徒歩で世界的に有名なシドニーのウォーターフロントに行く。青山は20年以上前に来ただけだ。池田は5年前に来たというが、このウォータフロントは背後にある高層ビルの数が増えたということはあっても、それほど大きく変わっていないように感じた。 シドニーのウォータフロントにある超高層ビル群 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012.2.24 グーグルアースで見たウォータフロント背後の超高層ビル群 世界的に有名なシドニーのウォーターフロント 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012.2.24 動画撮影:青山貞一 YASHICA ADV-1025HD 2012.2.22 下は池田が叔父叔母と一緒に宿泊したというウォーターフロントに面するQUAY GRAD SUITES SYDNEYという名のホテルである。 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012.2.24 ウォーターフロントには桟橋があり、ここから観光船やフェリー、海外に行く大型客船が出ている。実際大型の豪華な客船が停泊していた。 シドニーの有名なウォータフロント 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012.2.24 下はいくつもある入り口のひとつ。 桟橋に通じるエントランス 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012.2.24 ここから少し行くと有名なオペラハウスが見える。 ウォータフロントから見るシドニー・オペラハウス(Sydney Opera House) 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012.2.24 シドニー・オペラハウス(Sydney Opera House)はオーストラリア・シドニーにある20世紀を代表する近代建築物である。 同時に世界的な歌劇場・コンサートホール、そして劇場でもある。 オペラ・オーストラリア、シドニー・シアター・カンパニー、シドニー交響楽団の本拠地になっている。 シドニー・オペラハウス(Sydney Opera House) 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012.2.24 設計者は設計決定当時無名だった建築家ヨーン・ウツソン(ヨーン・ウッツォン)であるが、独創的な形状と構造設計の困難さなどにより工事は大幅に遅れ、1959年に着工したものの竣工は1973年だった。 大幅な工期と予算の超過にもかかわらず、完成後はシドニーのみならずオーストラリアのシンボルとしても親しまれるようになった。 シドニー港に突き出した岬に位置し、貝殻やヨットの帆を思わせるシドニーのオペラハウスの外観は、シドニー・ハーバーブリッジとともにシドニーを訪れる観光客の定番の撮影スポットでもある。 出典:Wikipedia 右手にオペラハウスを見ながらブラッドフィールドハイウェーブリッジ(橋)の方に進むと、ロックス地区といって歴史的な建築物がいくつも連なってい地域がある(写真下)。 ロックス地区といって歴史的な建築物 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012.2.24 シドニー湾周辺には英国から流刑された囚人たちの歴史が今なお残されている。その歴史は、ザ・ロックス(The Rocks)から始まった。当時の絞首刑の話を聞いたりゴーストツアーで身震いしてみたり、そんな歴史体験が得られるという。ただし、ロックスの多くはハーバーブリッジを建設する過程で壊されている。 実は、シドニーはカナダのバンクーバー、ハリファックスなどと町の景観に共通項がある。それは歴史的建造物と最新のガラス張りの高層ビルが同居していることである。 これはおそらく本場英国のロンドンのシティーなどにも言えることであろうが、私は英国以外の国々のように旧市街と新市街をゾーニングした方が景観だけでなく、歴史文化の観点からよいのではないかと思っている。 たとえば、英国系ではないウィーンの中心市街地でシュテファン寺院の前にガラス張りのハイテクビルが出来、大騒ぎになっていたが、当然のことだと思う。 シドニーハーバーブリッジ ブラッドフィールドハイウェーブリッジ(橋) 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012.2.24
グーグルアースで見たシドニーのウオーターフロント 橋の向こうがウオータフロント 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012.2.24 この後、アイスクリームを買って食べたあと、聖母大聖堂があるハイドパークまで歩く。何しろシドニーは真夏、暑い! 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012.2.24 暑いのでコペンハーゲンアイスの店は大繁盛。このコペンハーゲンアイスはすごくデリシャス。 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012.2.24 つづく |