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2012年2月20日から25日、オーストラリア南端にあるタスマニア島(Tasmania State)に現地調査の予備調査で訪問した。 5. 第四日目 オポッサムベイへ 5-1 オポッサムベイへ タスマニア最終日の2012年2月24日、ホバート空港から飛び立つ前の数時間、私たちはホバートからほど近い複雑な形をした半島の先にあるオポッサムベイを現地視察した。 オポッサムベイまでの行きのルートは以下の地図の赤の道路を使い、帰りは途中から茶色の道路を使いホバート空港でレンタカーを返却し、バージンオーストラリア航空でシドニーに移動した。 以下は最終日の朝、宿泊先ホテルの庭からホバート市街を臨む。 宿泊先ホテルの庭からホバート市街を望む 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012.2.24 オポッサムベイまであと4kmの標識 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012.2.24 途中の景観 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012.2.24 オポッサムは、以下にあるように有袋類オポッサム目 Didelphimorphia オポッサム科 Didelphidae の総称であり、ネズミに似ているが、フクロネズミとも呼ばれる。しかし、どうもオーストラリア大陸では、それとは別にカンガルー目のポッサム(すでに紹介)のことをオッポッサムということがあるらしい。 調べてみると、ネズミに近いオポッサムは大部分がアメリカ大陸に分布しており、やはりタスマニアでいうオポッサムはタヌキなどに似ているポッサムを指しているようだ。 非常に可哀想なことだが、ポッサムはタスマニア各地の路上で自動車にひき殺されている現場を見た。それだけタスマニアでは日本のタヌキ並に、人里に出てくることを意味するのだろう。
私たちは無料高速道路のA3から一般道のB33に入った後、ひたすら南下し、ラウダデール、サンドフォード、サウスアームを経由してオポッサムベイの突端まで行った。 オポッサムベイ 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012.2.24 オポッサムベイは、タスマニアでは何ら観光地ではなく、キングストン、さらには遠くホバートを対岸にもつ湾であり、陸地側は一般の住宅地であることが分かった。 しかし、好天にも恵まれオポッサムベイから湾を隔てキングストンやホバートの町並みが遠望できた。 オポッサムベイの海浜。波打ち際まで民家が立っている 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012.2.24 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012.2.24 オポッサムベイからの帰途、現地で家庭ゴミの回収車を見ることが出来た。私たちがゼロウエイスト政策調査でよく行ったカナダ・ノバスコシア州ハリファックスの回収とよく似ている。 ポッサムベイからの帰途、現地で家庭ゴミの回収車を見ることが出来た 動画撮影:青山貞一 YASHICA ADV-1025HD 2012.2.24 この後、私たちはホバート空港まで車を飛ばし、ヴァージン・オーストラリア航空で一路、オーストラリア本土のシドニーに向かった。帰り道はB33で北上した後、途中から空港に近い道路を使い大幅に時間を短縮、レンタカーを返却し、LCCに搭乗することができた。 ヴァージン・オーストラリア航空は有名な英国のヴァージン・アトランティックの子会社でLCCである。 ヴァージンオーストラリア航空のカウンター 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012.2.24
下はホバートからシドニーまで乗ったヴァージン・オーストラリアのB737。 ヴァージン・オーストラリア航空のB737航空機 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012.2.24 こうして、私たちのタスマニア現地予備調査がすべて終了し、シドニーで一泊し、帰途につくことになった。 タスマニア終了! シドニーへ |