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2012年2月20日から25日、オーストラリア南端にあるタスマニア島(Tasmania State)に現地調査の予備調査で訪問した。 4. 第三日目 ポートアーサーへ(Port Arthur) 4-5 ポートアーサ タスマニアデビル保護公園 タスマニアの日没は午後8時過ぎである。そこで一端、ホバートのホテルに戻って一休みした後、すぐに世界遺産にもなったポートアーサに向かうこととした。 下に州都のホバートからポートアーサーまでの経路を示す。通常、片道1時間30分の道のりである。 ホバートからポートアーサーへの現地予備調査ルート ●ポートアーサー タスマニアデビル保護公園 私たちは流刑刑務所跡を後に、タスマニアデビル保護公園に向かった。 向かう途中、道路沿いに下の写真にあるデビルが道路に出てくるので注意という標識がある。 ポートアーサー地区はタスマニア南東部にあって非常に自然が豊かな地域なので、デビルが生息しており、夜行性のデビルが夜ともなると路上に出てくるのだろう。 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012.2.23 デビル保護公園に到着したのは、午後5時ちょうどとなった。上述したように、タスマニアは南緯の緯度が高く、夏場の2月は太陽が沈むのが午後8時過ぎとなる。 そこで午後5時でも開園していると思いきや、何と役人っぽい職員がひとりインフォメーションセンターにいて、日本から来たと伝えても、閉園なので入場は出来ないとのこと。残念無念である。 本来、午前9時から仮に午後5時であっても、夏場は2交代なりにして午後5時から午後8時まで開演すべきであろう。まして日本から来ているのだから、30分でも延長して欲しかった。ちなみに入園料は20壕ドルである。 ポートオーサーのタスマニア・デビル保護公園のエントランスにて 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012.2.23 ちなみに数年前ポーランドのマイダネク強制収容所を視察しに行ったとき、ゲートに到着したのは施設が閉まる直前だった。係のひとは、私たちが日本から来たと伝えると、1時間ほど延長してくれたこともある。 その点、オーストラリアは相当前から労働時間を厳しく制限しているらしく、まったく融通が利かない。 ポートオーサーのタスマニア・デビル保護公園にて 撮影:池田こみち Nikon CoolPix S10 2012.2.23 下はインフォメーションセンターの資料販売ショップである。ちゃっかりと、5時が来てもここだけはオープンしていた。やはりデビルがこの公園のメインであることが展示物からもよく分かる。 インフォメーションセンターの資料販売ショップ 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012.2.23 池田がこのポートアーサーにあるタスマニアデビルの保護公園に現在何頭のデビルがいるのかについて聞いても、明確な返事がない。 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012.2.23 おそらくタスマニア動物園のように直近でデビルを見たり、さわったりする機会もないのではないかと思う。 パンフレットを見ると、この保護公園では、 午前10時、11時、12時15分、午後1時30分、3時30分、5月~9月が午後4時30分に餌付け時間が設定されていた。その他、カンガルー、フクロネコなどの餌付けもしているようだ。 下は園外から見た保護公園の内部である。 園外から見た保護公園の内部 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012.2.23 つづく |