建長寺の三門 撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400 2015-11-27 |
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ここでは、建長寺の伽藍の概要について紹介します。 ◆建長寺の伽藍の概要 以下は建長寺の境内と伽藍の配置の略図です。 総門、三門、仏殿、法堂から半僧坊までが南北一直線に配置されていることが分かります。 建長寺の主な伽藍 出典:建長寺 以下、総門から順次、現地で撮影した写真により紹介します。 ◆建長寺の総門 最初は建長寺の総門です。総門は道路から建長寺を参拝するために通る最初の門です。 天明3年(1783年)の建立。1943年に京都の般舟三昧院(はんじゅざんまいいん)から移築されたものです。 なお、般舟三昧院は後土御門天皇によって建立された皇室ゆかりの寺院で、もともとは伏見(京都市伏見区)にあり、現在は京都市上京区今出川通り千本東入るに所在しています。 建長寺の総門 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-11-27 建長寺 (トリップアドバイザー提供) 総門には、下の写真にあるように「巨福山(こふくさん)」と書かれています。 総門に掲げられた「巨福山」の額は建長寺10世住持で書の名手である渡来僧・一山一寧の筆と伝えられています。 「巨」字の第3画目の下に、余分な「点」が書き加えられていますが、この点があることによって字に安定感が出ているとされます。 建長寺の総門の額 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-11-27 ◆建長寺の三門(山門) 三門(山門)は、総門の次の門です。たいへん大きく立派な門です。 山門は安永4年(1775年)の建立で、2005年に重要文化財に指定されています。 銅板葺きの二重門(2階建て)であり、関東大震災で倒壊し、再建されています。 初層には仁王像などを置かず、門扉も壁もない吹き放しとしています。 上層には宝冠釈迦如来像や銅造の五百羅漢像などを安置しています(ただし、上層は非公開です)。 建長寺の三門の案内板 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-11-27 三門の前の参道の両側はサクラ並木です。春はさぞかし美しいでしょうね! 建長寺の三門 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-11-27 以下は春の参道です。素晴らしいサクラ並木ですね! 建長寺 (トリップアドバイザー提供) 建長寺の三門 撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400 2015-11-27 建長寺の三門 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-11-27 春だと以下の写真のようにサクラが満開になります! 建長寺 (トリップアドバイザー提供) 建長寺の三門 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-11-27 ◆建長寺の鐘楼 鐘楼は現在改修工事中でした。 改修工事中の鐘楼 撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400 2015-11-27 改修工事中の鐘楼 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-11-27 以下は今回とは別の時期に撮影した鐘楼です。その後、改修工事に入っています。 建長寺 (トリップアドバイザー提供) つづく |