真夏のスペイン Dragon by Gaudi 独立の機運に燃えるバルセロナ短訪 カテドラル・カタルーニャ自治の歴史 鷹取敦 掲載月日:2015年8月27日
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■カテドラル・王の広場カテドラル、王の広場からみてライエタナ通り側にある広場には、バルセロナ伯ラモン・バランゲー3世(1082〜1131年)の像がありました。ラモン・バランゲー3世像 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900
カテドラル(サンタ・エウラリア大聖堂)のある広場に出ました。カテドラルはバルセロナがもっとも繁栄していた13〜15世紀に建築されたものです。
カテドラル 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 カテドラルから王の広場に向かう途中、左手に、 1318年から1993年までアラゴン王の資料館(The archives of the crown of aragon)だった建物があります。現在は、欧州遺産ラベル(European Heritage Label)により保護されています。
カトリック両王の結婚によりアラゴン・カタルーニャがカスティーリャとの連合王国になる前は、カタルーニャとアラゴンの同君連合(同じ王による連合国)でした。この連合王国は一般にはアラゴン王国と呼ばれています。 欧州遺産ラベルの表示 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 元 アラゴン王の資料館 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 元 アラゴン王の資料館 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 王の広場に向かいました。写真に見えている塔は、ラモン・バランゲー3世像の後ろに見えていたものです。ちょうどラモン・バランゲー3世像の反対側が王の広場です。 王の広場の入り口 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 王の広場に面する左と正面の建物は、バルセロナ伯の屋敷で、後にカタルーニャ=アラゴン連合王国の王宮でした。右側はアガタ礼拝堂です。右奥の階段は新大陸「発見」から戻ったコロンブスがイサベル女王に謁見するために登った階段です。
王の広場 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 アガタ礼拝堂の聖母子像 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 王の広場からカテドラル背後の道を通り、サン・ジャウマ広場に向かいます。 カテドラルの後ろ側 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 カテドラル裏からサン・ジャウマ広場へ 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 サン・ジャウマ広場へ 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 ■バルセロナ市庁舎・カタルーニャ自治政府庁舎サン・ジャウマ広場には、南東側にバルセロナ市庁舎が、北西側にカタルーニャ自治州政府庁舎が向かい合って建っている行政の中心地です。古代ローマの植民地時代は主要通りの交差点の広場となっておりアウグストゥス神殿がありバルセロナの中心地でした。19世紀にサン・ジャウマ教会を取り壊し、現在の市庁舎が建てられました。
サン・ジャウマ広場のバルセロナ市庁舎 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 サン・ジャウマ広場のカタルーニャ自治州政府庁舎 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 それぞれの庁舎の上にはためいている旗は、バルセロナ市の市旗、カタルーニャ自治、スペインの国旗です。(下記のそれぞれの旗の画像はWikipedaより)
つづく |