真夏のスペイン Dragon by Gaudi 独立の機運に燃えるバルセロナ短訪 海洋博物館(中世の造船所) 鷹取敦 掲載月日:2015年8月27日
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◆海洋博物館2日目の最後に訪れたのは、コロンブスの塔のある広場に面した海洋博物館です。地中海交易で繁栄したバルセロナ、海洋帝国であったスペインの海洋博物館なので期待して行きました。旧王立造船所を利用した博物館でそれなりの広さです。 1378年に造船所として建てられたゴシック様式の建物、そしてこの造船所で造られ、地中海で活躍したガレー船(大勢の奴隷をこぎ手とした大型船)を実物大(全長60m)で復元したものは迫力で一見の価値があります。現存する中世の造船所の中では、世界屈指の大きさと保存状態です。 ただし、他の展示物は、各時代の船舶の模型が数多く散漫と展示されているだけで、せっかくの海洋帝国だったスペイン・バルセロナの海洋博物館としては、残念ながら期待したほどではありませんでした。 海洋博物館展示物より帆船の模型 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900
復元されたガレー船のミニチュア 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 復元されたガレー船(実物大)と造船所のアーチ 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 復元されたガレー船(実物大)と造船所のアーチ 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 博物館の入り口外には、復元されたスペインの潜水艦イクティネオI号がありました。 海洋博物館入り口外にある復元された潜水艦イクティネオI号 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900
つづく |