超高層ビルの谷間の日本の美 東京芝の増上寺 １０．惣門 青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda November 10, 12, 15 2014 Alternative Media E-wave Tokyo 無断転載禁
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超高層ビルの谷間の日本の美 東京芝の増上寺 １０．惣門 青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda November 10, 12, 15 2014 Alternative Media E-wave Tokyo 無断転載禁
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◆惣門  総門 出典：グーグルマップ  惣門 撮影：青山貞一 Nikon Coolpix S8 2014-11-15  江戸幕府第2代将軍徳川秀忠は寛永9年（1632年）正月24日に死去しました。霊廟は増上寺境内南側に設けられました。  増上寺の徳川秀忠霊廟、旧台徳院霊廟惣門 ほぼ全部が消失している  旧台徳院霊廟惣門の図（徳川秀忠の霊廟）の拡大図  昭和２０年の繊細以前の増上寺霊廟図 出典：増上寺配付資料  出典：増上寺 ◆狭山山不動寺 狭山山不動寺（尊） 本堂 所在地 埼玉県所沢市上山口2214 山号 狭山山 宗派 天台宗 寺格 別格本山 本尊 不動明王 創建年 昭和50年4月26日 開基 堤義明 正式名 不動寺 文化財 勅額門、御成門、丁子門（重要文化財）、第一多宝塔（埼玉県指定有形文化財） 台徳院霊廟は太平洋戦争前まで増上寺の一角にありましたが、台徳院霊廟の大部分の施設は焼失し、惣門を除いた三棟が徳川家墓所の改葬を機に、狭山山不動寺に移築されています。  狭山山不動寺にある旧台徳院霊廟  狭山山不動寺にある旧台徳院霊廟 出典：所沢市  狭山山不動寺にある旧台徳院霊廟の御成門（重要文化財） 出典：所沢市
 狭山山不動寺にある旧台徳院霊廟の御成門（重要文化財）
徳川秀忠 Hidetada2.jpg プロフィール 時代 安土桃山時代 - 江戸時代前期 生誕 天正7年4月7日（1579年5月2日） 死没 寛永9年1月24日（1632年3月14日） 改名 長松（長丸）、竹千代成（幼名）→秀忠 別名 江戸中納言、江戸右大将 戒名 台徳院殿興蓮社徳譽入西大居士 墓所 増上寺 官位 従五位下・侍従、蔵人頭、正五位下 武蔵守、従四位下、正四位下 右近衛権少将、参議、右近衛権中将、 従三位・権中納言、権大納言、従二位 右近衛大将、正二位・内大臣、 征夷大将軍、従一位・右大臣、太政大臣、贈正一位 幕府 江戸幕府：第2代征夷大将軍（在任1605年 - 1623年） 氏族 徳川氏 父母 父：徳川家康、母：西郷局 兄弟 信康、亀姫、督姫、結城秀康、 秀忠、松平忠吉、振姫、武田信吉、 松平忠輝、松千代、仙千代、松姫、 義直、頼宣、頼房、市姫 妻 正室：江（浅井長政女・豊臣秀吉養女） 子 千姫、珠姫、勝姫、長丸、初姫、家光、 忠長、和姫、保科正之 ほか養女多数 霊廟の建立は同年2月から開始され、7月に本殿の上棟式が行われました。霊廟は1930年5月23日、当時の国宝保存法に基づき国宝（現行法の「重要文化財」に相当）に指定されましたが、1945年、太平洋戦争の空襲で大部分の建物が焼失しました。 秀忠の墓所は1958年に発掘調査が行われた後、改葬されており、現在は増上寺安国殿裏の徳川家墓所に墓塔が建てられています。 惣門は、徳川秀忠霊廟の門を意味し、正式には旧台徳院霊廟惣門（たいとくいんれいびょうそうもん）といいます。木造仁王像 二躯は国重要文化財です。 木造仁王像 二躯 重要文化財「旧台徳院霊廟惣門」の左右に安置されて寄木造り、砥粉地彩色の仁王像で、方形の台座に乗った岩坐の上に立っています。  木造仁王像 二躯 平成十六から十七年に行われた修理の際に、体内から修理銘札が発見され、元は埼玉県北足立郡戸塚村（現在の川口市西立野）の西福寺（真言宗）仁王門に安置されていたもので、寛政元年（１７８９）弘化三年（１８４７）の二度にわたり修理が行われていることがわかりました。 下の写真は２０１４年１１月１０日薄暮の超高層ビルの谷間にある薄暮の増上寺の惣門です。 希有で秀逸な日本の文化美が大都市だけでなく、地方でもどんどん商業主義的土建の跋扈で破壊されて行くのを見るのはしのびないことです。  増上寺の惣門（重要文化財） 撮影：池田こみち Nikon Coolpix S6400 下はその惣門のクローズアップです。  増上寺の惣門 撮影：青山貞一 Nikon Coolpix S8  増上寺の惣門（重要文化財） 撮影：池田こみち Nikon Coolpix S6400 さらに安政二年（１８５５）の暴風で破損したまま同寺の観音堂の片隅に置かれていたものを、昭和二十三年（１９４８）同寺三重塔の修理と同時期に三度目の修理が行われた後で、東京浅草寺に移されたことも記載されています。その後の経緯は詳らかではありませんが、昭和三十三年ごろまでにはこの惣門に安置されたと考えられます。 本草は十八世紀前半までには江戸の仏師によって制作されたと推測され、江戸時代の仁 王像として破綻のない作行きを示す貴重な作品です。 出典： http://www.e-ishiya.com/tera/minato/shibakouen/zoujyouji/mon/soumon/soumon.html 下は芝公園にあるプリンスホテルの超高層棟の窓に映った東京タワーです！  芝公園にあるプリンスホテルの超高層棟の窓に映った東京タワー 撮影：青山貞一 Nikon Coolpix S8 増上寺付近の町名（芝大門）や地下鉄の駅名（大門駅）に使われている「大門」は、増上寺の総門のことを指しています。現在の総門は昭和12年に作られた、コンクリート造のものです。 つづく |
