中山道、信州 宿場探訪 諏諏大社上社前宮 青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda 8 October, 2015 独立系メディア E-wave Tokyo 無断転載禁 |
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諏訪大社上社の本宮の参拝、視察終了後、同じ上社の前宮に向かいました。 下の地図は本宮と前宮の位置を示したグーグルマップです。下社における秋宮と春宮同様、両社は近くにあることが分かります。両社は約2km離れています。ただし、本宮は諏訪市、前宮は茅野市にあります。 この地図は上が北です。 グーグルマップで示した諏訪大社上社の本宮と前宮 上社本宮と同じ記述の繰り返しとなりますが、上社の概要を再掲します。
以下は前宮の概要です。 ◆前宮(まえみや) 前宮(まえみや)は、本宮の南東約2kmの地に鎮座します。諏訪の祭祀の発祥地とされています。境内には水眼(すいが)川が流れます。 当地には上社大祝の始祖とされる諏訪有員が初めて大祝に就いて以来、大祝の居館が設けられていました。 大祝は神体と同視(= 現人神)されていたことから、その居館は「神殿(ごうどの)」と尊称され、周辺は「神原(ごうばら)」と呼ばれました。 当地では代々の大祝職位式のほか多くの祭事が行われ、摂末社も多く置かれました。大祝は祭政両権を有したことから、当地は諏訪地方の政治の中心地でした。 のち諏訪氏は兵馬の惣領家と祭祀の大祝家とに分かれ、政治の中心地は惣領家の居城である上原城に移りました。そして大祝の屋敷もまた慶長6年(1601年)に移転しましたが、祭事は引き続いて当地にて行われていました。 江戸時代までは「前宮社」として上社境外摂社筆頭の社格を有して鎮座していましたが、明治以降上社の前宮と定められました。 上社の祭政一致時代の姿を色濃く残していることから、現在境内は「諏訪大社上社前宮神殿跡」として長野県の史跡に指定されています。 下は諏訪大社上社前宮の全体案内図です。 諏訪大社上社前宮の全体案内図 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-8-16 さらに下は前宮を中心として上図を拡大した案内図です。前宮は他の3宮と異なり、大変自然に恵まれた山々の麓にある大社です。 諏訪大社上社前宮の部分拡大図 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-8-16 以下に主要施設を紹介します。 私達は本殿近くにある駐車場まで車で上り、その後、鳥居まで歩いて降りることにしました。 本殿 本殿 出典:Wikipedia 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-8-16 上の説明を以下にテキスト化しました。原文のままです。
下は本殿近くで写真を撮影する青山。 影:池田こみち Nikon Coolpix S6400 2015-8-16 神陵伝承地 本殿横に所在。諏訪神の神陵の跡とされています。 出典:Wikipeida 下の写真は拝所です。 拝所 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-8-16 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-8-16 下は本殿、拝所の近くを流れる水眼の清流です。大変綺麗な水でした。 水眼(すいが)の清流 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-8-16 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-8-16 上の説明を以下にテキスト化しました。原文のままです。
内御玉殿 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-8-16 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-8-16 十間廊 上社の例祭「御頭祭」が行われます。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-8-16 下は十間廊を真横から撮影した写真です。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-8-16 下は諏訪大社上社前宮の鳥居です。 諏訪大社上社前宮の鳥居 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-8-16 つづく |