内　容　目　次

第1章　官僚主義を脱して

　第1節　日本の官僚制の歴史

　　1　「脱ダム」宣言の意味

　　2　官僚制の２０年周期変動

　　3　官僚主義の歴史を体現した長野県

　第2節　官から公へ

　　1　先進国最小の政府を持っている日本

　　2　官民を超える公

　　3　公への意志

　第3節　新たな公共性としてのコモンズ

　　1　コモンズとは何か

　　2　コモンズによる新たな公共性の形成

　　3　文化的アイデンティティとしてのコモンズ

　第4節　裁量行政とギュゲスの指輪

第2章　福祉国家を超えて

　第1節　社会保障は国家の「重荷」なのか

　第2節　福祉国家あるいは２０世紀の国家体制

　　1　夜警国家あるいは１９世紀の国家体制

　　2　福祉国家の誕生

　第3節　グローバルな問題としての少子高齢化

　　1　『なんとなく、クリスタル』の社会

　　2　日本の社会保障制度の歴史

　　3　高齢化世界

　　4　コモンズによる挑戦

　第4節　新たな平等主義とリスクの社会化

第3章　グローバルな小日本主義
　　　　「ミニマ・ヤポニア」

　第1節　ソフト・パワー論としての小日本主義

　第2節　小日本主義に基づく政策哲学

　　1　社会保障

2　人権　　

　　3　教育

　　4　金融

　　5　産業

　　6　環境

　　7　地方自治

　　8　司法

　　9　外交・安全保障

　　10　財政

　　11　憲法

　第3節　量から質へ

　　1　生活の質と人間開発指数

　　2　質の先進国アイスランド

　　3　「未来はわれわれを必要としているか」

第4章　ユニバーサル・デモクラシーのために

　第1節　ユニバーサル社会の到来

　第2節　ポータルとしての政党の役割

参考・引用文献一覧