真夏のスペイン スペイン・アンダルシア短訪 コルドバ・ビアナ宮殿 鷹取敦 掲載月日:2016年9月15日
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■ビアナ宮殿ビアナ宮殿は14世紀に建てられたコルドバの貴族の邸宅で、現在は博物館となっています。イスラム様式、フランス様式等、さまざまな異なるテーマの12のパティオ(中庭)で知られています。銀細工、陶磁器等のコレクションも展示されています。1981年に一般公開されるまではビアナ公爵の邸宅として使用されていました。(参考)王宮のような、いわゆる宮殿を想像して行くと驚くかもしれませんが、個性的な様々なスタイルのパティオを楽しむことができます。 下の写真の左側が見学者の入口です。 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 入口を入ったらすぐに1つ目のパティオがあります。下の写真の右手が1つ目のパティオです。 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 下が1つ目のパティオで、この後チケット(5ユーロ)を購入して見学します。 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 下は2つ目のパティオです。 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 パティオには1つ1つ以下のような説明板が設置されています。下は「LOS GATOS」(猫)という名前です。季節毎の植物の説明がグラフになっています。小さな文字ですが英語の説明もあります。 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 窓から眺めるパティオも風情があります。 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 1つ1つ全て違うスタイルであることが分かります。下はLOS NARANJOS(オレンジ)というパティオです。同じパティオでも見る(撮影する)方向によって違う味わいがあります。 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 下は一番広いパティオです。開けた空間と石畳の模様が印象的です。このように小さい石で模様を描いた石畳はコルドバの他の場所でもよく見かけました。 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 奥に見える建物もパティオの景観の一部を構成しています。 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 下は部屋の窓ではなく、パティオとパティオの間の壁の窓です。効果的な演出として窓が用いられています。 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 コレクションが要所要所に置かれています。ガイドツアーもあるのですが、スペイン語ツアーのみのようです。 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 全てのパティオを紹介したわけではありませんが、一部を見ただけでも1つ1つ楽しめるものであることが分かります。コルドバの他の名所からやや離れた郊外にありますが、ぜひとも訪れたい場所として知られている理由が分かりました。 30分かけて歩いてまわりましたが、1つ1つのパティオの説明をよんでじっくり味わいたい場合にはもっと時間をかけた方がいいと思います。 ビアナ宮殿を11時過ぎに出て、一気にローマ橋に向かって徒歩で移動します。1.6キロほどあります。 出典:グーグルマップ(大文字は筆者) 工事中の市庁舎(写真右)の隣にローマ様式の柱がありました。スマホでグーグルマップをみると「Templo Romano」=Roman Temple とあります。ローマ帝国時代の寺院の遺構でしょうか。工事中なので近づけません。帰国後調べてもよく分かりませんでした。 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 下の写真は帰り道で上の写真の柱の反対側の通りから撮った写真です。遺跡が保存されているのが分かりますが、解説等はありませんでした。 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 つづく |