歴史短訪、新羅の首都慶州 15 Histric short visit to Gyeongju, Hometown of Silla 仏国寺の伽藍@ 青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda 掲載月日:2015年8月30日 独立系メディア E−wave Tokyo 無断転載禁 |
さらに、もっとも肝心な仏国寺の本殿(大雄殿、毘盧殿、極楽殿など)の伽藍について紹介してみましょう。 仏国寺の境内図 出典:Wikipedia 以下の案内図では、12番が大雄殿、13番が無説殿、14番が観音殿、15番が毘盧殿、18番が極楽殿です。 仏国寺の案内図 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-6-24 ◆大雄殿(本殿、K) 大雄殿は仏国寺の本殿です。大雄殿は壬辰倭乱(文縁の役)の際に焼失した後、1695年に再建されたもので、基壇は新羅時代のそのままだということです。 大雄殿は何度かの考証を通じて新羅時代の原型を比較的よく維持しているとされています。大雄殿は全面五間取り、側面四間取りで、内部には中央全面に釈迦三尊仏が安置されています。 釈迦牟尼仏を中心に左右に未来の仏様になる弥勒菩薩と過去の燃灯仏かつら菩薩があり、過去、現在、未来の三世仏を成しています。 出典:慶州旅行情報 http://www.tabijin.com/butkokuji.html 大雄殿 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-6-24 大雄殿 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-6-24 大雄殿の彫刻 撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400 2015-6-24 大雄殿 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-6-24 ◆毘盧殿(N) 毘盧殿は無説殿の裏手に毘盧殿(ピロジョン)は位置します。 この建物は1973年の補修工事の時に復元されました。中には本尊として国宝第26号に指定されている金銅毘盧遮那仏座像が置かれています。毘盧遮那仏は華厳経の教主で太陽、光明の象徴とされています。日本では東大寺の大仏と同じ仏様です。 出典:PUSAN NAVI http://www.pusannavi.com/miru/1081/ 毘盧殿 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-6-24 毘盧殿の門と塀 撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400 2015-6-24 毘盧殿 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-6-24 毘盧殿 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 ◆舎利塔(O) 毘盧殿の脇には建物に囲まれた舎利塔があります。 高麗時代初期に建てられたものと推定され、1905年に一時日本に持ち出されたものの1933年に返還され現在の位置に置かれました。宝物第61号に指定されています。 出典:PUSAN NAVI http://www.pusannavi.com/miru/1081/ 舎利塔 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-6-24 舎利塔 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-6-24 舎利塔 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-6-24 舎利塔 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-6-24 つづく |