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●2月17日(水) ヴィリニュスからカウナスへ
国立ユダヤ博物館を視察した後、レンタカーで一路カウナスに向かう。ホテルからSavanorty道路に入る。ヴィリニュス市街を南西に向かいOsla Gatveという高速道路に入る。その後、リトアニア第2の都市、カウナス(Kaunas)に向かう。
ヴィリニュスからカウナスへ(約100km)
カウナスはリトアニアがポーランドと連合を組んでいた時代、実質的な首都となっていた由緒ある場所で、まさに古都である。しかし、そのカウナスは第二次世界大戦中ナチス・ドイツが強制収容所を設置し、ユダヤ人等を収容し、殺害した場所でもある。
バルト3国では高速道路はいずれも無料だ。制限速度は70km/hと100km/hの2種類がある。どこも綺麗に除雪されていて高速運転は問題ない。
撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 17 Feb. 2010
今回のバルト三国の現地視察では、都市間移動に際して、下の写真にあるように、道路の名称、番号とインターチェンジの場所、名前など、要点を紙に以下の写真のように書き、それをもとにナビゲートした。
この種の車の移動では、ひとつ道を間違えると、大きな時間のロスになり、その後の予定が大幅に狂ってしまうからだ。この戦術が功を奏し、小さなミスは結構あったものの、肝心なところで間違えることはなかった!
途中飲料水などの買い物をするが、1時間ちょっとでカウナスに到着する。ただ、私たちはカウナスの中心市街地に行く前に、第九要塞博物館に行くことに決めていた。
そのためにはA1 E85の高速道路とA5 E67の高速道路がクロスするインターチェンジで一旦降り、一般道でA1 E85沿いにある第九要塞博物館に行かねばならない。
高速道路と第九要塞の位置
出典:グーグルマップ
インターチェンジを降りたまではよかったが、第九要塞博物館がなかなか見つからない。何しろあたり一体雪ばかり、そこにもってきて道を迷い、雪の中で行き止まりとなってしまった。
しかし、よく見るとどこかで見たモニュメントらしき構造物が見えた(下の写真)。そうだこれは確か第九要塞のモニュメントである!!
撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 17 Feb. 2010
そこで行き止まりの場所から道路に戻り、やっとのことで、第九要塞博物館の管理棟が見える下の場所まで移動する。道路とは言っても積雪でどこが道路か分からないありさまだ。
あたり一面、荒涼たる雪原だ。
撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 17 Feb. 2010
下は第九要塞博物館の管理棟前でとった写真である。いかに積雪が多いかが分かる。
撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 17 Feb. 2010
管理棟にはたどり着いたが、どこが第九博物館なのかが分からない。たまたま管理棟に入ってゆく女性がいたので英語で聞いてみると、行く先を指さしてくれた。
かくしてやっとのことで博物館の入り口にたどり着いた!インターチェンジを降りてから30分以上の時間を費やしてしまった。
撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 17 Feb. 2010
つづく
【参考資料】
・地球の歩き方、「バルト3国、エストニア・ラトヴィア・リトアニア」、ダイヤモンド社
・Wikipedeia English Edition