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アンカラ 文化遺産

青山貞一 Teiichi Aoyama  池田こみち Komichi Ikeda 共編
掲載月日:2015年1月23日 更新:2019年4月~6月
独立系メディア E-wave Tokyo
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 次はトルコのアンカラ文化遺産です。

◆アンカラ文化遺産


アンカラ市旗
Source:Wikimedia Commons

 以下の出典は「アンカラのみどころ」、 トルコ大使館 文化広報参事官室です。

アタテュルク廟 :


アタテュルク廟
Source:Wikimedia Commons


「アンカラのみどころ」、 トルコ大使館 文化広報参事官室

 アンカラ市内のアヌトテペ地域の高台に、ムスタファ・ケマル・アタテュルク(トルコ共和国創立者)の廟が聳えています。1953年に完成したこの建造物は、古代・現代の建築上の観念を融合させた素晴らしい作品で、現代のトルコ建築物を代表する傑作といえます。中には博物館があり、アタテュルクの立派な銅像や、直筆の書、手紙、遺品の他、彼の人生及び共和国の樹立において重要な瞬間を記録する写真も展示されています。

 アタテュルク廟は年中無休で、博物館は月曜日休館です。夏の夜には光と音のショーが開催されます。 アナトリア文明博物館 :アンカラ城門の近くにあります。古いキャラバンサライ(隊商宿)を美しく改造した建物内には、旧石器、新石器、ハッティ、ヒッタイト、フリギア、ウラルトゥ、ローマ各時代の出土品やリディア王朝の財宝物等、歴史的価値のある貴重な品々が展示してあります。(月曜休館)

独立戦争博物館 :

 ウルス広場に程近い場所に位置する、トルコ共和国の最初の国会であった建物です。独立戦争の際、作戦会議が行われ指揮がとられた場所であり、当時を記録した様々な写真や記念品が展示されています。また、ここにはトルコの歴代の大統領の彫像も陳列されています。(月曜休館)

共和国博物館 :

 独立戦争博物館の近くにあり、共和国第2の国会が置かれた場所にあります。共和国樹立初期の重要な出来事を記録した展示が紹介されています。(月曜休館)

アタテュルク邸博物館 :

 この博物館はチャンカヤの大統領官邸の敷地内にあり、アタテュルクが共和国樹立後に移り住んだ建物です。アタテュルクが生活していた時代のままの状態で保たれ、当時の様々なイベントを記録した写真が展示されています。
(日曜と祝祭日のみ開館。 開館時間-13:30~17:00)

歴史的建造物とモニュメント

アンカラ城 :


 ごつごつとした溶岩が突起する地の上に建つこの城は、ガラテヤ人によって建築が始められ、ローマ帝国時代に完成されました。その後、ビザンチン帝国とセルジュク朝によって修復や増築が行われています。城の位置する地域はアンカラで最も古い地区で、城壁内には伝統的な建造物が数多く見られ、緑も豊かで心休まるところです。アンカラ地区は、紀元前2000年頃のハッティとヒッタイト時代にワインが発祥した地として知られています。 最近、この地域の伝統的な建造物が修復され、地元料理や多国籍料理、ワインを味わえるレストランに改装されているところもあります。

ローマ浴場跡 :

 ウルス地区のチャンクル通りにあります。フリギダーリウム(冷浴室)、テピダーリウム(微温浴室)、カルダーリウム(高温浴室)があり、ローマ浴場の典型的な特徴を備えています。この浴場は、医学の神であるアスクレピオスを讃えるため、カラカラ帝(3世紀)の時代に作られました。現在では基礎部分と1階部分のみが残っています。

勝利のモニュメント :

 1927年にスヒエ地区のザフェル広場に建立された、軍服を着たアタテュルクのモニュメントです。

モスク

ハジュ・バイラム・モスク


 アンカラ見どころ03ウルスのアウグストゥス神殿の隣にあり、15世紀にセルジュク様式で建造されたモスクです。その後、16世紀にシナンによって修復され、18世紀にキュタフヤ・タイルによる装飾が加えられました。このモスクは、隣接した墓所に葬られているハジュ・バイラム・ヴェリを称えて建設されたものです。

アスランハーネ・モスク

 13世紀、城塞のそばに建てられたセルジュクのモスクです。ここでは、セルジュク様式タイル貼りのミフラブ(メッカへの方向を示す礼拝用の壁がん)や、木の柱を使った珍しい二重列柱などが見られます。

アーヒ・エルヴァン・モスク

 ウルス地区の城塞近くにあり、14世紀後半から15世紀初めにかけて完成されました。 繊細に彫り込まれたクルミの木製の説教台は必見です。

アラーッディン・モスク

 城郭の内側に建てられているモスクです。クルミの木製の説教台には、このモスクが12世紀のセルジュク王、アラーッディン・ケイクバッドによって建てられたとの文章が刻まれています。

イェニ(ジェナブ・アフメット) モスク

 16世紀の有名な建築家、シナンによって建築されたアンカラでも最大のオスマン様式のモスクです。白い大理石作りの説教台とミフラブ(礼拝用の壁がん)、全体にアンカラ・ストーン(赤色斑岩)が使用されたモスクそのものが、巧みな職人技を示した芸術品です。イェニ・モスクはウルジャンラル通りにあります。

コジャテペ・モスク

 近年建造されたオスマン古典様式の巨大なモスクで、4つのミナレットを持っています。1967年?1987年にかけてコジャテペ地区に建立され、その大きさと場所柄からランドマークとなっています。


モスクつづく