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   シルクロードの今を征く
Now on the Silk Road

サマルカンド3日目

郷土史博物館6
ユダヤ人の生活
  Viloyai O'lkashunosilk Muzeyi

青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda

掲載月日:2015年3月7日
独立系メディア E-wave Tokyo
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◆カスピオオカミ

 世界には以下の表にあるように11種類のオオカミが棲息しています。なかにはすでに絶滅しているオオカミもいます。

オオカミ(狼)の種類一覧
名称 説明
ツンドラオオカミ (Canis lupus albus) 主にユーラシア大陸北部のツンドラ地帯に生息しているオオカミです。体長約150~200cmの大型の種類です。
アラビアオオカミ (Canis lupus arabs) 主にアラビア半島に生息しているオオカミです。生息数が少なく、絶滅が心配されています。
ホッキョクオオカミ (Canis lupus arctos) グリーンランド北部と東部、クイーンエリザベス諸島、バンクス島、ビクトリア島に生息しています。?ホッキョクグマのように全身白色の毛で覆われています。ハイイロオオカミの亜種とされています。
メキシコオオカミ (Canis lupus baileyi) アメリカ合衆国南部とメキシコに生息していますが、非常に生息数は少なく絶滅が心配されています。北アメリカに生息するオオカミの中ではもっとも小型で、体重約23~36kg、体長約165cm。「シートン動物記」の狼王ロボもメキシコオオカミと言われています。
ロシアオオカミ (Canis lupus communis) ウラル山脈を中心に生息していると考えられています。
カスピオオカミ (Canis lupus cubanensis) コーカサス山脈を中心にトルコとイランの一部に生息しています。。
エゾオオカミ (Canis lupus hattai) 北海道、樺太、千島に生息していたハイイロオオカミの亜種とされるオオカミです。1896年に毛皮商人が扱ったのを最後に、1900年頃に絶滅したと考えられています。
ニホンオオカミ (Canis lupus hodophilax) 日本狼 日本の本州、四国、九州に生息していたオオカミです。1905年(明治38年)1月23日に、奈良県東吉野村鷲家口で捕獲された若いオスのニホンオオカミが、記録に残る最後の1匹となっています。国立科学博物館、東京大学、和歌山県立自然博物館にニホンオオカミの標本が残されています。
イタリアオオカミ (Canis lupus italicus) イタリアからアルプス南部に生息しているオオカミです。
エジプトオオカミ (Canis lupus lupaster) エジプトとリビアに生息しているオオカミです。
ヨーロッパオオカミ (Canis lupus lupus) シベリアオオカミ、チョウセンオオカミとも呼ばれています。シベリア北部、東部に生息するものをシベリアオオカミ。朝鮮半島の高地や白頭山、中国東北部に生息するものをチョウセンオオカミと呼んでいます。
出典:http://ichiranya.com/technology/041-wolf.php


撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400  2015-3-3


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8  2015-3-3


撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400  2015-3-3


◆カラカル

 下の写真の生物は、カラカル(Caracal caracal)のようです。

 カラカルは、哺乳綱食肉目ネコ科カラカル属に分類されるネコです。本種のみでカラカル属を形成しています。分布は、アフリカ大陸(サハラ砂漠除く)、アフガニスタン、イラン、インド北西部、サウジアラビア、パキスタンなどとなります。

 なお、は体長55-90 cm、尾長20-30 cm、体重8-23 kgで、長くほっそりした四肢を持っています。体毛は短く、地色は赤褐色で顎、胸、腹にかけて白色です。耳は三角形で大きく黒く、先端に特徴的な房毛があります。

 生態は砂漠、草原、丘陵地に生息し、夜行性ですが、昼に行動することもあります。動きがとても俊敏で、警戒心が強いようです。食性は肉食性で小型哺乳類や鳥類を食べます。鳥類を捕らえる時は地上から3 mほどまでジャンプして捕らえます。

 繁殖期は9-12月で妊娠期間は約9週間。岩の隙間や樹洞、ツチブタやキツネのすてた穴を利用し2-4子を産みます。


撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400  2015-3-3





つづく