ネラーノの火山岩で出来た岩山 撮影:青山貞一、Nikon CoolPix S10 2008.2
アマルフィ海岸コムーネの位置図 Source:Google Map
ソレント半島突端の地形(3次元立体地図)
出典:グーグルアース
ネラーノの周辺地図 Source:Google Map
特異な地形のなかにたたずむネラーノ集落の中心地
撮影:青山貞一、Nikon CoolPix S10 2008.2
撮影:青山貞一、Nikon CoolPix S10 2011.3
ネラーノ集落の教会
撮影:青山貞一、Nikon CoolPix S10 2011.3
マッサ ルブレンセのネラーノの特異な沿岸地形 (トリップアドバイザー提供)
カントーネ海岸のロ スコリオ ホテルからのこぎり山の望む (トリップアドバイザー提供)
■ネラーノの歴史
現在、マッサ・ルブレンセの町の一部となっているネラーノは、ソレントとアマルフィ海岸のちょうど中間に位置している風光明媚な魅力的な漁村である。
ネラーノという地名は、紀元前、カプリに滞在し、自分の自由な時間の多くを費やし、船旅で今のマリーナ・デル・カントーネに到着していた皇帝、ティベリウス・クラウディウス・ネロから派生している。
皇帝ネロは、ネラーノやカントーネの美しさに魅了され、現在のネラーノの一部となっているNeronianumに別荘を持っていた。
ネラーノは非常に険しい火山岩でできた山麓にある。そこからつづら折りの狭い坂道を歩くとカントーネ海岸まで降りることができる。
なお、ネラーノ地区にあるカントーネ海浜については以下を参照のこと。
マリーナ・デル・カントーネ
■ネラーノの景勝地
ネラーノのマリナ・デル・カントーネと呼ばれる浜辺が出来たのは、16世紀である。当時、海賊を見張るためにつくった塔(要塞、Torre)は、ネラーノの中心から狭いオリーブ畑のなかを30分ほど歩いて行くことが可能である。
下の写真はネラーノの沿岸にある見張り台(塔、要塞、Torre)である。
マッサ ルブレンセ (トリップアドバイザー提供)
マッサ ルブレンセ (トリップアドバイザー提供)
マッサ ルブレンセ (トリップアドバイザー提供)
マッサ ルブレンセ (トリップアドバイザー提供)
マッサ ルブレンセ (トリップアドバイザー提供)
■プンタ・カンパネッラ自然海洋保護区
プンタ・カンパネッラ自然保護区は、ソレント半島の突端一帯に指定されており、そこには地中海独特の植生、樹木、草花、そして色とりどりの海藻や魚介類など、豊かな海洋動物が満ちている。探訪者は、水中でもそれを確かめることができる。またソレント半島は火山岩でできており、石灰質によってできた洞窟や洞窟がたくさんある。
プンタ・カンパネッラ自然海洋保護区の中心部で最も興味深いのは、ネラーノからつづら折りのトレッキングコースを半島の先端南側に約6km降りて行く先にある素晴らしいJeranto湾の海浜である。
晴天の日、ネラーノの沿岸にある自然海浜や数々の洞窟、歴史的場所をトレッキングし、探索するのはカンパネラ地域でも最高の楽しみのひとつといえるだろう。
そこでは、下の写真のように、アポロの神がつくったと言い伝えられるクラッポラ(Crappola)のフィヨルドと洞窟を海側から、そして山側から見ることができる。
クラッポラの洞窟Crapolla Cove (トリップアドバイザー提供)
クラッポラの洞窟Crapolla Cove (トリップアドバイザー提供)
クラッポラの洞窟Crapolla Cove (トリップアドバイザー提供)
さらにトレッキングコースとして有名なのは自然海洋保護区である。この保護区は、プンタ・カンパネッラの自然海洋保護区と呼ばれる。保護区に行くには、ネラーノ集落の中心地から、マリナ・デル・カントーネに向かって右に折れ、海岸に向かってJeranto(Ierando
in Italiano)湾沿いに降りればよい。
プンタ自然海洋保護区にあるJeranto湾 Source: Google Map
プンタ自然海洋保護区があるJeranto湾 Source:Wikipedia Italiano
このルートの途中には、ヴィラローザといい英国人の有名な作家であるノーマン・ダグラスがしばらく滞在した場所があり、そによりさらに先に行くと石灰岩の洞窟の入り口がある。
ノーマン・ダグラス
He started in the diplomatic service in 1894 and from then until 1896 was based in St. Petersburg, but was placed on leave in unclear circumstances (probably relating to sexual scandal). In 1897 he bought a villa (Villa Maya) in Posillipo, a maritime suburb
of Naples. The next year he married a cousin Elizabeth Louisa Theobaldina FitzGibbon (their mothers were sisters, daughters of Baron Ernst von Poellnitz). They had two children, Louis Archibald (Archie) and Robert Sholto (Robin),[4] but divorced in 1903 on grounds of Elizabeth's infidelity. Norman's first book publication, (Unprofessional Tales (1901)) was written under the pseudonym Normyx, in collaboration with Elizabeth.
マッサ・ルブレンセにあるプンタ・カンパネッラ海洋保護区
Source: Italiano Wikipedia
またこのトレッキングコースの最初の部分では、ヴェターラ(Vetara)とリ・ガリ(Li
Galli)列島の壮大な眺望を存分に楽しむことができる。
Vetara島 Source:Google Map
プライベートアイランドとして知られるLi Galli島
Source: http://www.privateislandsmag.com
さらにストゥープやボヌッチ(Bonucci)らの考古学者が発見したNoglieの洞窟(the Grotta delle Noglie Massa Lubrense, Cave of the Cats)への入口を見ることが出来る。
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